私は生まれも育ちも海がない埼玉県の出身です。
就職後に東京で暮らし30歳前後に湘南に移住して約20年ほどが経ちました。
移住先の湘南地域(鎌倉・藤沢・辻堂・茅ケ崎)で、最初は賃貸アパート。
次に、賃貸マンション、UR、戸建てに移り住み、気が付いたら20年以上も転々としていました。
今日は、そんな私が湘南のいろいろな地域に移り住んだ結果、湘南の移住する「メリット」や湘南移住した後に感じた「デメリット」ついて語ろうと思います。
このページのポイントは!
- 湘南(鎌倉・藤沢・辻堂・茅ケ崎)地域に移住を考えている
- 移住の前に、湘南に住む事のメリットやデメリットを知りたい
- 都内と比べて、湘南って、実際どうなの?と思っている

湘南暮らしのいきさつ
湘南に暮らして20年以上、良いことも悪いこと(メリット、デメリット)も
移住者の視点でバッサリと書こうと思います。
まずは、都内から湘南地域に住むまでの私の簡単な生い立ちと現在の状況について
移住のきっかけはサーフィン
もともと、海がない県に育った私は、とにかく海に憧れていました。
社会人になり20代後半に「サーフィン」を始めたことがきっかけで湘南に移住をしました。
移住後は先ずは賃貸で暮らしをして、その後、土地購入で0円の中古住宅をゲットしました。
古い戸建てをリノベーションした事で現在に至っています。
私は1社1社、不動産会社に連絡をしていてかなりの手間暇がかかりました。
このようなサービスを利用する事で労力を減らすことは重要です。
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約15年以上の湘南ぐらし、住みやすさは?
結論からして、都内と比べた住みやすさとして、大きく変わる部分とそう違いはない部分があると感じています。
最終的には、個人の主観で何を大事にするかです。
合う合わないは人次第ですが、移住をする前にイメージが沸くための情報を列挙したいと思います。
スーパー等の物の値段は?
まず物価についていうと、駅前や国道、県道沿いに大型ショッピングモールもあり、多くのスーパーが点在しています。
結果、店舗毎の価格競争があるので、そこそこ安いし、何よりも新鮮な食材が多いと思います。
例えば、相模湾の朝獲れの魚などが並んでいることは多いです。
生シラスもそうですが、都内のスーパーにはないような新鮮な食材があります。
都内への通勤は?
私は15年以上も都内へ平日は毎日、朝晩、通っていますが、いたってストレスはないです。
ドアツードアで片道で75分、往復で2時間半程です。
電車に乗っている時間は片道50分です、立ちっぱなしは流石にキツイですが、工夫次第で行き帰りの電車を座っていくことができます。
湘南(鎌倉、藤沢、江の島)は観光地
湘南は海や山などの自然も近く、公園やレジャー施設もあり、特に鎌倉や藤沢の江の島は観光地です。
都内にいた時と大きな違いは、観光地に住むということは想像はできませんでしたが、改めて弊害も実感しています。

とは言え移住は大正解です!
とは言え、15年程、湘南に移住して思うことは大正解だったことです。
日々の通勤や通学も含めて移住した結果として、色々と大変ではあります
それは何処に住んでも同じで、メリットの方が余りがでるほど大きくかなりのプラスと思います。
そこで改めて、私の独自視点で考えたメリットを挙げると次の通りです。
湘南、藤沢・辻堂の移住のメリット
一つ一つについて説明をすると、それだけで1ページが必要なので
ここでは頭出しレベルのタイトル的に見出しだけを羅列します。
詳しく別の機会で書きたいと思います。
- 海と山、川、江の島があり、とにかく自然が豊か!
- 湘南ブランドは価値がある(人気があり、移住先にランキングの常に上位)
- 2022年版「住み続けたい駅ランキングの上位に湘南の各駅が多数ランクイン」
- 湘南全体で住宅地の土地面積が少ない分、価値は上がり続けている
- 雑誌やweb等の特集で湘南の「藤沢、江の島、鎌倉、茅ケ崎」等が一年中紹介される
- 気候が温暖で真冬でも暖かい。(ゲリラ豪雨は少ない気がする、梅雨時期もそれほどひどくない)
- 富士山がどーんと大きく見える
- 湿気のせいか、雨あがりに良く虹がかかる。年に3,4回は大きな虹を観ることができます。
- 観光地なので、レジャー施設が多い。
- 海岸沿いを散歩することで、気持ちがリセットできる。
- 海外でバーベキュー等、いつでも楽しむ事ができる。
- 夏の季節が長い(地元民は、5月連休から10月の体育の日までを夏と呼びます。)
- 夏の季節は、いや、一年中、ビーチサンダルと短パン、半そでTシャツでも違和感がない、回りも皆そうです。
- 各地の花火大会が多くあり、毎週、楽しむことができる(江の島、鎌倉、平塚、茅ケ崎、逗子、等)
- 観光地の熱海、伊豆、小田原、横浜、三浦半島などに近く、いつでも、すぐに行ける。
- 一年を通して飽きが来ないほど、楽しめる
- 暮らしやすい大型店舗、おしゃれな店舗、買い物先が豊富
- 子育てしやすい環境、病院、学校、サポートが充実(何年も連続で主婦が本当に住みたいランキングの上位になっています)
- 都内や近郊等からの移住者も多く、流入者数がずっとプラス。
- スーパーの魚や野菜、果物がいつも新鮮。
- 農家さんの直売所が多く、農作物が安い。多少、見た目は悪いが美味しい。
- 都会へのアクセスが良い!複数のアプローチ方法もある。
- 電車の駅が多い(JR、小田急線、江ノ電、モノレール線)
- バス路線が多い。バス停も多い。
- JRの特急は、藤沢駅の次に止まる駅はなんと品川駅か渋谷駅(横浜駅も飛ばします)
- 治安が良い。(良い意味で地元の協定がある。住民の眼が光っている!)
- 温泉施設やスーパー銭湯も多少はある。
- ペット(ワンちゃん)には比較的、寛容かも。
- 中学、高校の野球部やサッカー部などが全国的にも強いので、応援しがいがある。
- 毎年の正月の恒例行事「箱根駅伝」の舞台でもあり、応援ができる。
- 大学も多く、研究施設やインキュベーション施設もあり起業する環境もある。
- 最後に大きなニュースですが2030年頃を目途に湘南に新駅が誕生する、予定があります。この新駅「村岡新駅(仮称)」の細かい説明は別途、異なるページでお話をしたいと思います。
更に「藤沢駅」周辺では、大きな再開発が進んでいます。
駅の北口、南口、そして地上17階建てのビルも建設予定があったりします。
都心からのアクセス方法と高速道路、自動車専用道路の建設、インターチェンジの開通等の予定があります。
詳しくはこちらでまとめました。
湘南、藤沢・辻堂移住のデメリットや後悔、失敗
そして当然ながら移住した湘南(藤沢・鎌倉・辻堂・茅ケ崎)地域には良い面だけでなくデメリットを感じることもあります。
移住して20年の私の独断と偏見ですが、思いのままの感じたことを書きます。
家探しについて
まず「家探し」は大変でした。
絶対的な土地が少ないことや、皆が湘南を気に入って中々動かない(移転、引っ越しさない)ので、人気のエリアの土地は高騰しています。
人気が無くても全体に高騰は続いていますが、都内に比べればまだまだ格安ですが。
なお、湘南で成功する「家探し」は世に出ていない「非公開物件」をどれだけ手間をかけずに効率的に早く、多くの物件情報を集める事ができるかです。
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災害について
次に災害について書いた別のページの記事です。
他については私の移住生活20年の体験談をもとに感じたデメリットを箇条書きにしました。
それぞれの内容は詳しく別で改めて書きます。
- 海が近いので湿気がすごい。午前は良い(山風)が、午後になると風向きが変わる(海風)。つまり洗濯物のカラッとした乾きがないです。
- 仕事面、就職面では都内に比べて弱い(都内に働き、通うことがベスト)
- 地元、地区の繋がりが強い。場所によってはかなり厳しい地区協定があったりします。
- 台風が上陸したときの風の強さが半端ない。
- 観光地なので、土日や夏休み、連休、正月など、道路の車の渋滞が激しい。
- 海岸近くや河川近くは地震や津波の際は危険かも。河や湿地帯、埋め立て地もあるので注意。
- 山の崖もあるので住む地域には注意。
- 映画館がない(かつてはあった)
- 流しのタクシーはほぼいない。(路線バスは多いですが)
- 道の駅などの大型のJA店や直売所は少ない。(小型店はありますが)
- 飛行機の騒音がうるさい(厚木や相模原、横須賀の米軍基地や自衛隊のヘリが多い)
- バイクの騒音もうるさい(減ってはいるがヤンチャ君がいることはいる)
- 地方に比べて移住に関する支援は少ない(空き家紹介等はない)
- 自治体の放送が多くなって来ている気がする(行方不明者の捜索情報など)
- (2022年12月追記)朝6時頃から8時頃の港からの船のエンジン音が大量に聞こえる
湘南の音に関する、騒音についてや観光地ならではのデメリットや苦労
実態は、こちらのページで詳しく書きました。
都内の音とは大きな違いがあり、慣れると言えば慣れますが、気になる人はいるかもしれません。
今日のまとめ(湘南移住のメリットやデメリット)
ということで、今日は主に藤沢市への移住のきっかけから
藤沢市の移住のメリット、デメリットの項目だし程度について書き出したが
いかがでしたでしょうか?
次回からはよりさらに詳しく書いていこうと思いますので、ご期待ください。
ストレスも土日でリセット
湘南・藤沢に移住にして20年弱。いま思うことは、移住して良かった、ということです。
平日の普段は朝から晩まで仕事で人との付き合いパソコンに向かっている
時間が多くストレスも溜まってギリギリまで身を削っていたりします。
ですが、土日の湘南(藤沢・鎌倉等)を散歩してこの地域の「雰囲気」や「風」を感じる
ことで、頭や体をリセットをして、気持ちにもかなり余裕ができたりします。
また次の週、明日も頑張ろう!と素直に思えることもあります。
これが湘南移住の一番のメリットだと思います。
5月から10月が湘南の夏!
少しオーバかもしれないが、5月の連休あたりから10月の体育の日くらいまで
6か月(半年間)間、日の出から日が沈んだあとでも
海岸近くでは水着で遊ぶ家族連れや、サンダル、Tシャツでサーフボードを
自転車にセットして行き来する光景が普通に見ることできます。
この感じは決して都会では味わえない、まるで別世界にいるような感覚になるのです。
非日常的がずっと続く感覚
都会にいたときの感覚は、都会から湘南の藤沢や鎌倉に遊びに行くことは
土日や休みの非日常的なイベントでした。
湘南に移住したことで、湘南・藤沢・鎌倉、江の島にいることが日常の生活になりました。
土日だけでなく平日の夜の普段の生活もずっと観光地に遊びに来ている気分です。
明日は何をして遊ぶを考え眠りにつける喜び
例えるなら、遠足や修学旅行のように楽しいことがずっと続いているような感覚になります。
明日は何をして遊ぼうかなと考えているうちに眠りについて、気が付いたら朝が来ていた
という子供のような感じです。
これが一番の大きなメリットだと思います。
この感覚は、きっと、湘南の藤沢・鎌倉・江の島に移住してみないとわからない
かもしれないのでぜひおすすめしたいです。
湘南に移住するなら、成功の秘訣は非公開物件をゲットする方法です