私が湘南(藤沢・鎌倉・辻堂・茅ケ崎)地域に移住して20年。
都内と湘南の通勤も20年。
今日は私なりに研究した通勤事情を紹介します。
ちょっとした工夫次第で毎日の通勤時に座ることができる方法があります。
- 湘南(藤沢・鎌倉・辻堂・茅ケ崎)地域に移住を考えている
- 移住したあとの通勤が大変で心配している
- 都内への通勤を楽する方法を知りたい
都内への通勤で座席に座る方法
昨今、テレワークなどで都内へ通勤が必要ではなくなった会社も多くなりました。
以前ほどは電車の込み具合は解消がされています。
とは言え、毎日の通勤はできる限り、負担をかけず、楽をしたいと思うものです。
私も20年以上、湘南から都内へ往復3時間前後の電車通勤を週5日、続けています。
立ち続けはキツイ
ですが、行き帰りの通勤電車では、立っていたことは「ほぼ」ありません。
毎日の都内への通勤時に座席に座るか、立つかの違いは大きいです。
私が考える湘南から都内への通勤の電車(東海道線、湘南新宿ライン、横須賀線、小田急線)
に座る方法は次の通りです。
- 始発電車を利用する。
- グリーン車を利用する。(追加コストが必要)
- 有料の特急「湘南」を利用する。(追加コストが必要)
- 乗り換える人が多い駅の階段近くの号車、位置を狙う。
- 比較的、空いている号車を狙う。
- 座っている学生の前に立ち席を空くのを狙う。
この辺りについて詳しく説明をしたいと思います。
始発を利用しよう
まずは、湘南地域から東京・新宿方面への「上り」電車についてです。
JRの東海道線には始発駅が幾つかあります。
熱海駅、小田原駅が始発の基本ですが、それ以外に、辻堂駅や平塚駅、二宮駅、国府津駅があります。(残念ながら藤沢駅は最近に廃止されました)
更に、湘南新宿ラインや横須賀線では、久里浜駅や逗子駅が基本です。
大船駅にも始発があります。大船駅の始発は狙い目です。
「上り」方面では工夫次第で座れます
この始発駅に移動すれば座って乗車することは可能です。
それ以外に、例えば、茅ケ崎駅や藤沢駅で電車を乗るときに、何も考えずに来た電車に乗るのではなく、すぐ近くの始発電車の電車が来る時刻を見て、その電車に乗ると空いています。
時間帯にもよりますが、座ることが出来る確率が高いです。
つまり、同じ電車でも、熱海駅や小田原駅から出発した電車では、ほぼ満席でかなり混み合っていることが多いのです。
ですが、平塚駅の始発電車を知っていれば、例えば、茅ケ崎駅や藤沢駅では空いているので、案外とすんなりと座ることができたりするのです。
「下り」方面では時間も大事です
逆に東京、新宿から湘南地域に向かう「下り」の帰りの方面の電車の場合です。
残念なこと東京駅発の「通勤快速」の電車も2021年に廃止がされ、普通の東京駅始発の「快速」のみとなりました。
東海道線の「川崎駅」も「横浜駅」もしっかりと停まります。
そもそも、東海道線は、東京駅が始発でなくなり、今は東京駅から北方面の宇都宮線と乗り入れをしているので、東京駅始発、自体が少なくなりました。
東京駅の始発電車は、まだまだあります。
その電車を目指して乗り口で1本、飛ばして、5,6分前くらいから並ぶことで確実に座る方法があります。
帰る時間がほんの少しだけ遅くなりますが、工夫をすれば楽をして座って帰ることができます。
グリーン車を利用する
関東圏のJRでは珍しいかもしれませんが、湘南から都内へ通勤する東海道線は15両と長く、その中に2両だけグリーン車があります。
グリーン車がある電車は?
ちなみに、東海道線以外では、横須賀・総武快速線、宇都宮線、高崎線、湘南新宿ライン、上野東京ライン、常磐線の普通(快速)列車にもグリーン車は連結されています。
ほぼ湘南から都内へ通勤する電車にはグリーン車があるのです。
乗り方?購入の仕方は?
普通列車のグリーン車に乗車する方法は、乗車券・定期券のほかに、普通列車の「グリーン券」を購入する必要があります。
購入は、各駅のホームの中程にあるグリーン車用の券売機で「事前」に買うか、乗車した後に「事後」に支払うかの二つの方法があります。
料金は目的地までの距離別(~50kmまでと51km以上)と曜日別(平日・土日祝)に加え、車内購入か事前購入かによって分けられています。
ただし、グリーン車の料金は事前に購入した方が若干ですが、安いです。
キロ数 | 事前料金 | 事後(車内)料金 | ||
平日 | ホリデー | 平日 | ホリデー | |
50キロまで | 780円 | 580円 | 1,040円 | 840円 |
51キロ以上 | 1,000円 | 800円 | 1,260円 | 1,060円 |
なお、ご存じの通り、グリーン車のチケットを購入したとしても席が空いていない場合もあり、その時はデッキに立つしかありませんが、グリーン車の料金は必要です。
払い戻しはないです。
詳しくはこちらです。JR東日本のグリーン車のページです。
有料の特急「湘南」を利用する。
なお、グリーン車の場合、上記で書いたように、席が埋まっている場合は、お金を払っても座れない可能性があります。
特に湘南から都内へ通勤する朝の通勤時間帯は、結構、埋まっていることが多いです。
その場合は特急「湘南」を利用しましょう。
特急「湘南」の活用方法は別に記載しました。参考にしてください。
乗り換えが多い駅を狙う
グリーン車や特急の利用は、通常の乗車券以外にも別料金が必要になります。
ですが、有料の別料金を支払う必要がない、座れる方法があります。
それは、乗り換える人が多い駅を狙う方法です。
例えば、藤沢駅は小田急線や江ノ電等の乗り換えができるので意外と降りる人が多いです。
同じく、大船駅も、横須賀線やモノレール線への乗り換えがあります。
更に、戸塚駅、横浜駅も多くの乗り換えが可能です。
つまり、その各駅の階段近くの車両では降りる人が多く、乗車している可能性が高いのです。
予め、階段が近い出口付近に乗車することで、彼らが降りた後に、すんなりと座れる可能性が高いです。
乗る号車を考える
これは上り方面の話しですが、同じ電車でも号車によって、全く込み具合が違います。
上記の乗り換えの駅の階段の近く、例えば、藤沢駅では、4,5,6,7号車あたりに階段があります。
乗る位置で大きく異なる込み具合
この辺りはかなり込み合いますが、一番後ろの1号車や先頭の15号車はかなり空いていることがあります。
駅の改札口から歩く距離が長いですが、常に一番、先頭か後ろに乗ることで座れる可能性が高くなります。
学生の前に立ち席を空くのを狙う。
最後に、学生さんがもし座っている場合、その前に立つ方法もあります。
中学生、高校生は学区の関係でそこまで遠くまで通学しないという前提で、近くの駅で降りる可能性が高いです。
彼らの制服までは不明ですが、制服から、どの駅を利用するということがわかれば、更に角度が高まる可能性が高いです。
「都内へ通勤の際、座る方法について」まとめ
今日は、色々な方法で湘南から通勤する場合の座る方法について述べました。
もちろん、電車で座ることが必ずしも良いとは限りません。
困った人がいれば、積極的に席を譲る気持ちが前提です。
20年以上も都内へ通勤した際の、ノウハウやちょっとした工夫次第で、体への負担が大きくかわり、心のゆとりやストレスも大きく変わります。
湘南の家探しはコツがある
どうしても湘南に住みたい場合、成功の秘訣を下記ページに書きました。