こんにちは、ジョウです。
現在、55歳、購入から10年経った今だからこそ分かる
湘南移住と中古戸建てのリアルを、自分の体験をもとに発信しています。
「定年後は、自然のある場所でゆっくり暮らしたい」
「老後は都会を離れて、海の近くで暮らしたい」
「でも、いきなり遠くの地方へ移住するのは少し不安……」
そんな人にとって、湘南は気になる場所のひとつではないでしょうか。
私自身、東京から湘南へ移住して25年以上になります。
最初から「老後は湘南で暮らそう」と考えていたわけではありません。
賃貸アパート、マンション、UR、そして戸建てと住み替えながら湘南で暮らし、45歳のときに中古戸建てを購入しました。
そして現在は55歳。
湘南に住み始めてから25年以上、家を購入してからも10年が経ちました。
その間、東京への通勤も経験しましたし、
家を買ってからは住宅ローン、修繕、固定資産税、庭の手入れなど、「湘南に住むことの現実」も見えてきました。
だから今なら、湘南への移住について「良いところ」だけではなく、
「老後に住むなら、ここは考えておいたほうがいい」という部分も含めて話せます。
この記事では、50代以降の老後移住を考えている人に向けて、25年以上湘南で暮らしてきた私が感じる、
- 湘南で暮らすメリット
- 老後に向いていると思う理由
- 反対に注意したいこと
- 家を買うなら考えておきたいこと
をまとめます。
- 湘南は「老後の移住先」としてどうなのか?
- なぜ「老後の移住」は難しいのか?
- 湘南が老後の暮らしの候補になる7つの理由
- 2.車がなくても生活できる場所を選びやすい
- 3.病院や買い物など、普段の生活に必要なものがある
- 4.海だけではなく、自然を身近に感じられる
- 5.休日の楽しみをお金をかけずに作りやすい
- 6.「地方移住」ほど生活を大きく変えなくてもいい
- 7.年齢を重ねても「外に出る理由」がある
- ただし、湘南にも老後ならではの注意点がある
- 老後の湘南移住で一番重要なのは「家」かもしれない
- 湘南移住は「家を買うこと」から始めなくてもいい
- 湘南に移住して25年。今の私が思うこと
- 50代からの湘南移住は「理想」より「10年後」を考える
- 湘南は「老後を楽しむ場所」だけではなく「老後も暮らせる場所」を選びたい
湘南は「老後の移住先」としてどうなのか?
先に結論から言うと、私は湘南を老後の暮らしの候補に入れてもいいと思っています。
ただし、
「湘南なら老後は絶対に安心」
「地方より湘南のほうが良い」
という単純な話ではありません。
住む場所によって、生活のしやすさはかなり変わります。
海の近くに住みたいのか。
駅の近くがいいのか。
庭のある一戸建てがいいのか。
車を使い続けるのか。
病院やスーパーまで歩いて行ける場所がいいのか。
そして何より、
「老後になっても、その家を維持していけるのか」
ということも考える必要があります。
私が25年以上湘南で暮らしてきて感じるのは、湘南の魅力は「海があること」だけではありません。
東京からそれほど遠くないのに、自然を感じられる。
必要な買い物や病院などの生活インフラも比較的そろっている。
そして、年齢を重ねても「ちょっと出かけたい」と思える場所が周囲にたくさんある。
このバランスが、湘南の大きな魅力だと思っています。
なぜ「老後の移住」は難しいのか?
老後の移住を考えるとき、どうしても、
「自然豊かな場所で暮らしたい」
「海や山の近くで暮らしたい」
「庭で野菜を育てたい」
「ゆっくりした生活をしたい」
という理想から考えがちです。
私もそういう気持ちはよく分かります。
ただ、50代、60代、70代と年齢を重ねていくと、若い頃とは違った問題が出てきます。
例えば、
- 車をいつまで運転できるのか
- 病院へ通いやすいか
- スーパーが近くにあるか
- 家の修繕ができるか
- 庭の手入れを続けられるか
- 雪や寒さに対応できるか
- 子どもや親族のところへ戻りやすいか
- 家を手放したくなったとき売却できるか
といった問題です。
若いときには「自然が豊か」というメリットだったものが、年齢を重ねると「病院まで遠い」「車がないと買い物に行けない」というデメリットになることもあります。
だから私は、老後の移住先は、
「どれだけ自然が豊かな場所か」
だけではなく、
「年を取っても生活を続けられる場所か」
という視点で考えることが大切だと思っています。
湘南が老後の暮らしの候補になる7つの理由
私が25年以上湘南で暮らしてきて感じる、老後の生活との相性が良いと思うポイントを7つ挙げてみます。
1.東京から遠すぎない
湘南の大きなメリットは、首都圏から完全に離れていないことです。
地方へ移住すると、実家や子ども、友人、これまでの人間関係から距離ができてしまうことがあります。
その点、湘南なら東京方面へ戻ることも比較的容易です。
これは「老後だからこそ重要」だと思います。
若い頃なら、
「知らない土地で新しい生活を始めよう」
という勢いで移住できます。
でも、年齢を重ねてからは、これまでの生活とのつながりを完全に切ってしまわないほうが安心です。
私自身も湘南に住みながら、長年東京へ通勤してきました。
もちろん、湘南から東京への通勤は楽ではありません。
実際に25年以上通勤してきた経験については、こちらの記事に詳しく書いています。
【参考リンク:湘南から東京への通勤はつらい?25年以上通勤して分かった現実】

つまり湘南は、「都会と田舎の中間」のような暮らしができる場所だと思っています。
2.車がなくても生活できる場所を選びやすい
老後の生活を考えると、「車をいつまで運転するか」は意外と重要です。
地方の自然豊かな場所では、買い物や病院へ行くために車が欠かせない地域もあります。
湘南でも場所によっては車が必要ですが、藤沢、辻堂、茅ヶ崎、鎌倉など、
駅やバス路線の近くを選べば、車に頼りすぎない生活を考えることができます。
これは50代、60代ではまだ実感しにくいかもしれません。
でも70代、80代になったとき、
「車がなくても生活できる家」
と
「車がないと生活できない家」
では、暮らしやすさが大きく変わります。
家を買うときは、現在の生活だけではなく、
「10年後、20年後にもこの場所で暮らせるか?」
まで考えておきたいところです。
3.病院や買い物など、普段の生活に必要なものがある
老後の暮らしで重要なのは、観光地が近いことだけではありません。
むしろ、
スーパー
病院
薬局
銀行
郵便局
飲食店
など、毎日の生活に必要なものが近くにあることのほうが重要です。
湘南は観光地として有名ですが、実際には普通に人が生活している街でもあります。
藤沢や辻堂などには、日常生活に必要な施設が集まっています。
ただし、ここも「湘南ならどこでも便利」というわけではありません。
同じ湘南でも、駅から離れた住宅地と駅周辺では生活スタイルが大きく変わります。
だから、老後の湘南移住で家を探すなら、
「駅から何分か」
だけではなく、
「スーパーまで歩いて何分か」
「病院までどうやって行くか」
「将来、車を手放しても生活できるか」
まで確認することをおすすめします。
4.海だけではなく、自然を身近に感じられる
湘南といえば、やはり海です。
海岸を歩いたり、夕方に海を見に行ったり、季節ごとの景色を楽しんだり。
こうしたことが日常生活の中に入ってくるのは、湘南で暮らす大きな魅力です。
ただ、湘南の魅力は海だけではありません。
公園、川、緑地、寺社、街路樹など、身近なところに自然があります。
私の場合は、庭のある中古戸建てを購入したことで、自宅でも植物を育てたり、庭をいじったりする時間が増えました。
もちろん、庭は楽しいことばかりではありません。
雑草も生えます。
庭木も伸びます。
年齢を重ねると、その管理が負担になることもあります。
それでも私は、庭のある家を買ったことを後悔していません。
むしろ55歳になった今は、「老後にどうやって手間のかからない庭にしていくか」を考えています。
このあたりは、実際に10年間中古戸建てに住んできたからこそ分かったことです。
【参考リンク:湘南の中古戸建てに10年住んで分かったメリットと後悔】


5.休日の楽しみをお金をかけずに作りやすい
老後になると、仕事中心だった生活から時間の使い方が大きく変わります。
そこで意外と重要なのが、
「お金をかけずに楽しめる場所が近くにあるか」
ということです。
湘南なら、海を散歩する。
公園を歩く。
川沿いを歩く。
季節の花を見る。
寺社を訪れる。
少し電車に乗って鎌倉や江の島へ行く。
さらに足を延ばして、箱根、熱海、伊豆方面へ出かける。
こうした楽しみを比較的近い範囲で見つけることができます。
毎週どこかへ旅行する必要はありません。
「今日は海まで歩いてみよう」
くらいの気軽な楽しみがある。
これは、仕事をリタイアした後の生活では意外と大切なのではないでしょうか。

6.「地方移住」ほど生活を大きく変えなくてもいい
私はここが湘南の一番大きな魅力のひとつだと思っています。
地方へ移住する場合、住む場所によっては、
仕事
人間関係
買い物
交通
医療
家族との距離
など、生活のほとんどを変えることになります。
もちろん、それが楽しい人もいるでしょう。
でも、
「都会の生活は疲れた。でも、今までの生活を全部捨てたいわけではない」
という人もいるはずです。
そういう人にとって湘南は、ちょうどいい距離感があります。
東京から離れすぎない。
でも、海や自然を感じられる。
都会の便利さもある。
少し歩けば、湘南らしい景色がある。
この「完全に田舎ではない」というところが、老後の移住先として考えやすい理由だと思います。
7.年齢を重ねても「外に出る理由」がある
老後になると、仕事という毎日の予定がなくなります。
すると、
「今日は何をしよう?」
という日が増えてきます。
これは、実際に定年を迎えてみないと分からないことかもしれません。
湘南には、海、公園、カフェ、スポーツ、イベント、観光地など、外に出るきっかけがあります。
もちろん、すべてにお金をかける必要はありません。
散歩だけでもいい。
海を見るだけでもいい。
季節の植物を見に行くだけでもいい。
私自身、湘南に25年以上住んでいて感じるのは、
「暮らす場所そのものが、休日の遊び場になる」
ということです。
これは、老後の生活を考えたときに意外と大きなメリットだと思います。
ただし、湘南にも老後ならではの注意点がある
ここまで湘南のメリットを書いてきましたが、もちろん良いことばかりではありません。
むしろ、老後の移住を考えるなら、デメリットもしっかり見ておいたほうがいいと思います。
海の近くなら災害リスクを必ず確認する
「海が見える家」
「海まで徒歩5分」
というのは湘南らしい魅力です。
一方で、海に近い場所には津波や高潮などの災害リスクがあります。
湘南に限らず、住む場所を決めるときはハザードマップを確認することが大切です。
「海が近いから湘南」
だけで決めるのではなく、
「この場所で災害が起きたらどうするか」
まで考えておきたいところです。
観光地だからこその「混雑」もある
湘南は観光地です。
休日や夏のシーズンには、多くの人が訪れます。
海沿いの道路が混雑することもあります。
静かな田舎暮らしを期待して湘南へ移住すると、
「思っていたより人が多い」
と感じるかもしれません。
私自身も湘南で長く暮らしてきて、この部分は感じています。
湘南=いつでも静かな海辺の街
ではありません。
住む場所を選ぶときは、平日だけではなく、休日や夏の時期にも実際に街を見ておくことをおすすめします。

老後の湘南移住で一番重要なのは「家」かもしれない
ここまで読んで、
「やっぱり湘南に住んでみたい」
と思った人もいるかもしれません。
そこで、私が一番伝えたいことがあります。
それは、
「湘南に住むこと」よりも「どんな家に住むか」のほうが重要かもしれない
ということです。
私は45歳のときに湘南で中古戸建てを購入しました。
購入したのは築20年ほどの家でした。
新築住宅ではありません。
購入後にはリフォームもしました。
そして、そこから10年間暮らしてきました。
今では55歳です。
この10年間で分かったのは、
「家を買うときに大切なのは、買える金額ではなく、買った後も無理なく暮らせるか」
ということです。
住宅ローンだけではありません。
固定資産税。
火災保険。
修繕費。
給湯器やエアコンなどの設備交換。
庭の手入れ。
車を持つなら車の維持費。
そして老後資金。
家を買った後にも、さまざまなお金がかかります。
だから私は、
「いくらの家が買えるか?」
より、
「家を買った後、いくら残せるか?」
を考えることが大切だと思っています。
【参考情報:移住者の私が辻堂に住んで後悔した3つの理由とそれでも“住みたい人”が選んだ家とは?】

湘南移住は「家を買うこと」から始めなくてもいい
これから湘南への移住を考えているなら、いきなり家を買う必要はありません。
私なら、まず湘南で生活してみることをおすすめします。
できれば、
平日
休日
夏
冬
雨の日
夕方
夜
など、違うタイミングで街を見てください。
駅から家まで歩いてみる。
スーパーまで歩いてみる。
病院までの距離を見る。
夜の道路を歩いてみる。
休日の道路の混雑を見る。
海の近くなら、観光客が増える時期も見ておく。
こうしてみると、ネットの物件情報だけでは分からないことが見えてきます。
「駅から徒歩10分」と書いてあっても、実際に歩くと坂道だったり、買い物には別方向へ歩かなければならなかったりします。
家探しは、物件だけを見るのではなく、「その家で暮らす毎日」を見ることが大切です。
湘南に移住して25年。今の私が思うこと
私は湘南に移住して25年以上になります。
そして、45歳で中古戸建てを購入し、現在55歳。
移住したばかりの頃と、今では湘南の見え方がかなり変わりました。
若い頃は、
「海が近い」
「東京にも行ける」
「湘南で暮らしている」
ということが大きな魅力でした。
でも今は違います。
スーパーが近い。
病院へ行きやすい。
駅まで行ける。
車がなくても生活できる。
庭を楽しめる。
東京にいる家族や友人にも会いに行ける。
そして、年齢を重ねても無理なく暮らせる。
こうした「普通の生活」ができることのほうが大切だと感じています。
湘南は、決して「老後の移住先として完璧な場所」ではありません。
災害リスクもあります。
観光シーズンは混雑します。
海に近い家なら塩害なども考える必要があります。
庭付きの一戸建てなら、年齢とともに庭の管理が負担になるかもしれません。
それでも、
「都会の便利さをある程度残しながら、自然を感じる生活をしたい」
という人にとって、湘南は一度検討してみる価値のある場所だと思います。
50代からの湘南移住は「理想」より「10年後」を考える
50代で移住を考えるなら、今の自分だけを基準にしないことが大切です。
今は車を運転できる。
今は庭仕事ができる。
今は駅まで歩ける。
今は住宅ローンを払える。
でも10年後はどうでしょうか。
60代になったとき。
70代になったとき。
その家で暮らし続けられるでしょうか。
私は45歳で家を購入して、10年暮らした今だからこそ、そこを強く意識するようになりました。
湘南移住を考えるなら、
「今、湘南に住みたい」
だけではなく、
「10年後も、この場所で暮らしたいと思えるか」
という視点で家と街を選んでみてください。
それが、私が25年以上湘南で暮らしてきて、今になって一番感じていることです。
湘南は「老後を楽しむ場所」だけではなく「老後も暮らせる場所」を選びたい
湘南には、海があります。
自然があります。
東京へのアクセスもあります。
買い物や病院など、日常生活に必要なものもあります。
そして、休日に出かけられる場所もたくさんあります。
だからこそ、老後の移住先として湘南を考える人がいるのも分かります。
ただし、
「湘南だから安心」
「海の近くなら幸せ」
ということではありません。
老後の移住では、
「どこに住むか」
だけではなく、
「どんな家に住むか」
「その家を10年後も維持できるか」
「車がなくても暮らせるか」
「老後資金を残せるか」
まで考える必要があります。
私は45歳で湘南の中古戸建てを購入しました。
そして現在55歳。
10年間住んでみて、ようやく「家を買うこと」と「その後の暮らし」は別の問題だと実感しています。
湘南への移住を考えているなら、ぜひ「湘南に住むこと」だけではなく、
「湘南でどう暮らし続けるか」
まで考えてみてください。
それが、50代からの湘南移住を考えるうえで、私が一番伝えたいことです。
湘南への移住を考え始めたら
「いつか湘南に住みたい」
「でも、どんな家があるのか分からない」
という段階なら、まだ家を買う必要はありません。
まずは湘南の物件情報を集めて、現在の相場や、どんな中古戸建てが出ているのかを知っておくと、具体的なイメージがつかみやすくなります。
私自身も湘南で家を探したとき、なかなか「これだ」と思える物件に出会えませんでした。
新築だけを見ていると、予算と希望条件の両方を満たす家は簡単には見つかりません。
私が最終的に購入したのは、築20年の中古戸建てでした。
「建物0円」と考えられるような古い家だったからこそ、土地と立地を重視して購入することができました。
湘南で家を探すなら、新築だけではなく中古戸建てや古家付き土地まで含めて、できるだけ多くの物件を見ておくことをおすすめします。
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