関東地方の一般的な観光地と違い、湘南の藤沢・鎌倉・江の島地域へ旅行する場合、自家用車を利用することはできる限りやめた方が良いでしょう。
その理由と対策、最後に新コンセプトのパーク&レールライドの活用しお得をゲットする方法の紹介をします。
このブログのお勧めの人は、
- 湘南・藤沢・鎌倉・江の島に観光しようと計画している
- いつも自家用車を使って移動することに慣れている
- 観光地には行きたいけど渋滞や駐車場を探す事にストレスを感じている
湘南(藤沢・鎌倉・江の島)の交通事情について
一度は車で湘南地域に訪問、遊びに来たことがある人は、みな後悔すること
を知っているだろう。それは、湘南はウンザリする程の大渋滞になるからだ。
湘南の鎌倉や江の島は、高速道路の渋滞と違って、駐車場が少なく、信号も多く
バイクや自転車、ランニングしている人も多くいます。
道も狭く、路駐もできない道路が多い。
観光地を1か所、回って昼になったら、もうどこにも行けない
というくらい、ヒドイ状態だ。

行き方が少ない
そもそも、湘南の藤沢や鎌倉、江の島の湘南地域の海側の国道は一つしかなく
134号線にアプローチする方法以外は少ない。
どれだけ地図と睨めっこしても、最新式のAI搭載の優秀なナビでも
道路が少ないのでどうしようもないのだ。
午前中は、観光客が来たときは皆が海側に向かい、夕方から夜にかけて今度は逆に
一斉に海側から都内へ帰る(向かう)という流れになるのだ。
土日、祭日、年末年始、GWや連休中はヒドイ込み具合
年間を通して、基本的に土日はヒドイ渋滞で、連休があったりすると、さらにひどくなる。
これに加えて、平日でも2月、3月頃から梅や桜、5月の大型連休
6月の紫陽花の季節も大渋滞するし、梅雨明けから8月末の夏休みが終わる期間はずっと渋滞する。
9月にはシルバーウイーク頃から、10月、11月頃は土日と連休が多く
紅葉シーズンあるので12月中旬頃まで、1年中、車は動かないと考えた方が良い。
普通の観光地以上の大人気のエリアだからだ。
都内だけでなく、関西方面や日本全国から訪問があり、
更に、コロナ過を過ぎて外国(中国、韓国、台湾、等)の来日客にも大人気のスポットだ。
駐車場の絶対的な数量が少ない
年間を通して観光バスや修学旅行の団体も多く、団体用の駐車場はいくつかある。
だがが、一般的な駐車場はほぼ満車が続く。
当然ながら、駐車場の絶対数が足りなく路駐ができる場所はまずない。
路駐なんかしたら、地元民がすぐに通報し、警察が来て、あっという間にレッカーされる。
朝一番の9時か10時ごろに車を停めることができない場合は、まぁ諦めた方が良い。
各寺社仏閣や商業施設に多少の駐車場はあったとしてもほぼ埋まっている。
路駐は絶対ダメ、速レッカーされること間違いなし
都内でさえ、コンビニの前の道路に少しだけ停めて買い物をすることができる。
ここ湘南地域の藤沢や鎌倉、江の島あたりはコンビニがあっても車を停めたら道路が止まってしまうくらい細い道が多い。
基本的に鎌倉や江の島、藤沢周辺には、小さいお店が多い。
車の移動には不向きだし、道路も狭い。
大きな道路から脇道に入ったとしても、地元民でなければやめた方が良い。
一度、車を駐車場に入れて、電車で移動する
もしすでに車で来た場合だとしたら、比較的、手前の大船駅近くや藤沢駅近くで車を止めることを進めたい。
そして一旦、駐車場で車を停めて、車から降りて、電車やバスで移動する方法をお勧めしたい。
藤沢市、鎌倉市は面積あたりの電車の駅の数が多い
勝手な自己満足かもしれないが、東京都内や大阪、名古屋あたりの大都市と比べても、湘南の藤沢市や鎌倉市は比較的、電車の駅が多いと思う。
具体的には、JRの大船駅から、JR鎌倉駅、JR藤沢駅、江の島駅あたりを大きく四角形で囲むと、その中に電車だけで30駅もある。

JR東海道線、横須賀線(4駅)
藤沢駅、大船駅、北鎌倉駅、鎌倉駅
江の島電鉄(14駅)
鎌倉駅、和田塚駅、由比ガ浜駅、長谷駅、極楽寺駅、稲村ケ崎駅、七里ガ浜駅、鎌倉高校前駅、腰越駅、江ノ島駅、湘南海岸公園駅、鵠沼駅、柳小路駅、石上駅
湘南モノレール線(8駅)
大船駅、富士見町駅、湘南町屋駅、湘南深沢駅、西鎌倉駅、片瀬山駅、目白山下駅、湘南江の島駅
小田急線江ノ島線(4駅)
藤沢駅、本鵠沼駅、鵠沼海岸駅、片瀬江ノ島駅
このエリアのイメージをマップにしましたので、こちらです。
(藤沢駅、大船駅、鎌倉駅、江の島駅を囲むことができます。)
電車の到着、発車の間隔は?
JR東海道や横須賀線であれば、10分間隔で1本。
江ノ島電鉄は、12分間隔で1本。湘南モノレール線は7分に1本、そして、小田急線江ノ島線は昼間であれば、12分に1本程度の間隔で電車がある。
(追記、2023年3月から、70数年ぶりに、14分間隔に変更すると発表がありました)
藤沢市エリアの再開発工事について
パーク&レールライドという方法
自宅から車で来て、停めて、電車で移動する
鎌倉市や江ノ島電鉄では、「パーク&レールライド」というコンセプトで実証実験をしている。
具体的にパーク&レールライドとは、自宅などから車で移動、訪問された際に、観光地や市内の手前にある大きな駐車場にまずは車を停める
その後は、電車やバス、もしくはレンタサイクルなどを利用して、観光する、という方法を提案している。
現時点(2022年3月)では、江ノ島や七里ガ浜、稲村ガ崎、由比ヶ浜の駐車場が利用できる。
その後、協賛店や寺社等で割引等のサービスを受けることもできるそうだ。
車を駐車場で止めて、あとは電車などで観光地を巡るときに
協賛寺社の拝観割引や縁起物の進呈等、協賛美術館等の入館割引や粗品進呈、協賛店の特別サービス(鎌倉フリー環境手形と同特典)を受けることができる、
とある。ぜひ検討して欲しい。
環境にも健康にも良い
車の移動で排気ガスをまき散らさず、渋滞もなく
ガソリンも使わないので、環境にもやさしく、イライラもせず
なおかつ、各店舗で使えるお得な割引などもある、ということで、メリットが多い。
そして何よりも大きなメリットは、訪問する場所に到着する時間が計算できる点だ。
観光地や飲食店など、予約をしても時間通りにたどり着けないこともなく
皆で楽しく遊ぶことができる。
更には、車の運転ではできない事で、可能になる事として、ビールやワインを飲めることだ。
レストランで軽く一杯も可能になるので、酒飲みには最高の方法だ。
ぜひ活用をして欲しい。
今日の感想、考察として
今日のブログは、湘南・藤沢・鎌倉・江の島の車事情について書いた。
結果として、湘南の鎌倉や江の島観光は、車で回るのではなく、電車やバス、徒歩で回ることをお勧めします。
湘南・藤沢・鎌倉の核地域、古い町並みが多く、道も狭いし、駐車場も少ない。
山や崖も多く、道路自体がそもそも少ない町並みだ。
パーク&ランドという考えで、手前で車を停めてから、公共交通機関で観光地を回って欲しい。
なお、各地を散歩する場合、ぜひ当ブログで紹介する各コースを参考にしてください。
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