こんにちは、ジョウです。
現在、55歳、購入から10年経った今だからこそ分かる
湘南移住と中古戸建てのリアルを、自分の体験をもとに発信しています。
「湘南に移住したい」
そう考えたとき、海の近さや駅までの距離、買い物の便利さ、住宅価格などを調べる人は多いと思います。
私も湘南へ移住する前は、いろいろな情報を調べました。
どの駅が便利なのか。
海までどのくらいなのか。
東京まで通勤できるのか。
どんな家があるのか。
そして、最終的には45歳のときに湘南で中古戸建てを購入しました。
現在は55歳。
湘南に移住してから25年以上、購入した家にも10年以上住んでいます。
そんな私が、これから湘南で家を探す人に「ぜひ最初に確認してほしい」と思うのが、災害リスクです。
湘南は海のイメージが強い街です。
だからこそ、家を買う前には津波や洪水、土砂災害、地震などについて、
その土地がどんなリスクを持っているのかを確認しておく必要があります。
この記事では、湘南への移住や中古戸建て・土地の購入を考えている人に向けて、
私自身が移住して25年以上暮らしてきた経験をもとに、
- 湘南ではどんな災害を考えておくべきか
- なぜ「湘南だから危険」「湘南だから安心」と一括りにできないのか
- 家を買う前にハザードマップで何を確認するのか
- 実際に現地で確認したほうがいいこと
についてまとめます。
湘南移住で最初に知っておきたいこと
最初に大切なことを言っておきます。
湘南だけが災害リスクの高い地域というわけではありません。
地震、大雨、洪水、土砂災害などは、日本のさまざまな地域で起こっています。
だから、
「湘南は災害が怖いからやめたほうがいい」
という話ではありません。
反対に、
「湘南なら大丈夫」
という話でもありません。
大切なのは、住もうとしている場所に、どんな災害リスクがあるのかを具体的に知ることです。
同じ藤沢市内でも、海に近い場所と内陸では条件が違います。
同じ湘南でも、駅の北側と南側では地形が違います。
坂の上と低い場所でも違います。
川の近くと離れた場所でも違います。
つまり、
「湘南は危険か?」
という大きな質問をするより、
「この土地は、どんな災害リスクがあるのか?」
と考えたほうが、家探しでは役に立ちます。
湘南で考えておきたい主な災害
湘南で住宅を探す場合、私は大きく次のような災害を確認します。
- 地震
- 津波
- 洪水、河川の氾濫
- 大雨による浸水
- 土砂災害
- 液状化
- 台風や高潮
- 地域によっては火災
すべてを恐れる必要はありません。
重要なのは、自分が購入しようとしている土地について、それぞれのリスクを確認することです。
特に湘南の場合、海が近いエリアでは津波について確認しておきたいところです。
また、川の近くなら洪水や浸水。
丘陵地や斜面の近くなら土砂災害。
埋立地などでは液状化。
このように、土地の場所によって確認するポイントが変わります。
湘南で一番確認しておきたい「津波」
湘南への移住を考えるなら、やはり津波については避けて通れません。
相模湾に面している地域だからです。
ただし、
「湘南=津波が来る」
と考えるのではなく、
「購入しようとしている土地が、津波浸水想定区域に入っているのか」
を確認してください。
ここが非常に重要です。
同じ湘南でも、海岸からの距離や標高、地形によって条件は違います。
「海まで徒歩10分だから危険」
「海から離れているから安全」
と距離だけで判断することもできません。
だからこそ、自治体のハザードマップを確認します。
津波だけを見ればいいわけではない
湘南で家を探すと、どうしても津波に目が行きます。
しかし、実際の住宅選びでは津波だけでは不十分です。
例えば、大雨が降ったときに、
「この道路は水が集まりやすいのか?」
「近くの川が氾濫した場合はどうなるのか?」
「土地が周囲より低くなっていないか?」
といったことも確認する必要があります。
また、少し高い場所だから安心とは限りません。
斜面や崖が近ければ、土砂災害のリスクを確認する必要があります。
つまり、
海から離れれば安全、という単純な話ではありません。
土地には土地ごとの特徴があります。
私なら、家を買う前に「ハザードマップ」を見る
湘南で中古戸建てや土地を探すなら、私は物件情報を見るのと同じくらい、ハザードマップを見ることをおすすめします。
ハザードマップは、自治体などが公開している災害リスクの情報です。
地域によって、
・津波
・洪水
・内水
・土砂災害
・液状化
・地震による揺れ
・避難所
などの情報を確認できます。
物件サイトには、
「駅徒歩○分」
「土地○㎡」
「築○年」
「南向き」
などの情報は載っています。
しかし、
「災害が起きたとき、この土地はどうなるのか」
については、物件情報だけでは十分に分かりません。
だから、自分で確認する必要があります。
ハザードマップは「家を買う前」に見る
これはかなり重要です。
家を買うと決めてからハザードマップを見るのではなく、
気になる物件を見つけた時点で確認する
くらいでいいと思います。
例えば、ネットで中古戸建てを見つけたとします。
「価格も予算内」
「駅からも近い」
「庭もある」
「リフォームすれば良さそう」
と思った。
そこで、問い合わせる前にハザードマップを見る。
住所を確認して、
「津波はどうか?」
「洪水はどうか?」
「土砂災害はどうか?」
「液状化はどうか?」
を調べる。
これだけでも、物件選びの見方がかなり変わります。
物件を見るときは「周辺」も歩いてみる
ハザードマップを見るだけで終わらせないことも大切です。
実際に現地へ行ったら、家だけではなく周辺を歩いてみてください。
例えば、
道路に傾斜があるか。
家の周囲より土地が低くなっていないか。
近くに川や水路がないか。
急な斜面がないか。
避難するとしたら、どこへ向かうのか。
大雨が降ったとき、水がどちらへ流れていきそうか。
こうしたことは、現地に行くと分かる場合があります。
できれば晴れた日だけではなく、雨の日にも見ておくといいでしょう。
普段は何とも思わない道路でも、雨の日には水が集まる場所があります。
「災害リスクがあるから買わない」ではなく「知ってから判断する」
私はここが一番大切だと思っています。
ハザードマップを見て、何かのリスクがあると分かったからといって、必ずしもその物件をやめなければならないということではありません。
重要なのは、
リスクを知らないまま買わないこと
です。
例えば、海に近いことを最優先する人なら、津波リスクを理解したうえで住むという選択もあります。
一方で、
「老後も住み続けたいから、できるだけ災害リスクを抑えたい」
という人なら、同じ予算でも少し内陸側や標高の高い場所を探すかもしれません。
どちらが正解ということではありません。
家探しでは、
「自分が何を優先するのか」
を決めることが重要です。
55歳になった今だから、家の「その後」を考える
私は45歳で湘南の中古戸建てを購入しました。
当時は今より若かったので、多少の不便があってもそれほど気になりませんでした。
車にも乗れます。
庭の手入れもできます。
多少駅から遠くても、それほど問題ありません。
でも、55歳になった今は少し考え方が変わりました。
これから10年、20年住むと考えたら、
「この家に70歳になっても住めるだろうか?」
と考えるようになったからです。
災害についても同じです。
家を買った直後だけではなく、
「この場所で長く暮らすことができるか?」
という視点で考える必要があります。
50代から家を購入する人なら、特にこの視点は重要だと思います。
湘南で家を買うなら「災害リスク」と「老後」をセットで考える
例えば、こんな家があったとします。
海まで徒歩5分。
広い庭。
価格も予算内。
若い頃なら、
「最高の家だ!」
と思うかもしれません。
でも、老後まで住むことを考えると、
・津波リスク
・庭の管理
・駅までの距離
・病院へのアクセス
・買い物
・車が必要か
・住宅ローン
・修繕費
なども考える必要があります。
つまり、
「湘南で家を買う」ということは、家そのものを買うのではなく、その場所での10年、20年の生活を買うこと
だと思っています。
これは私自身が45歳で家を買い、10年間暮らしてきて感じることです。
湘南の中古戸建てを探すなら、ハザードマップを物件探しの条件にする
中古戸建てを探しているなら、
「駅徒歩○分」
「土地○坪」
「価格○万円」
だけで検索するのではなく、
「津波浸水想定区域を避けたい」
「洪水リスクの低い場所を探したい」
「土砂災害の可能性がある場所は避けたい」
など、自分なりの条件を決めておくと探しやすくなります。
もちろん、条件を厳しくしすぎると、候補となる物件が少なくなることもあります。
だからこそ、
「絶対に避けたい条件」
「できれば避けたい条件」
「気にしない条件」
に分けておくといいと思います。
湘南の災害情報は「最新情報」を確認する
ここで注意してほしいことがあります。
災害に関する情報は、ずっと同じではありません。
ハザードマップや被害想定が更新されることもあります。
そのため、古いブログ記事だけを見て判断するのではなく、実際に家を探すときは自治体の最新情報を確認してください。
特に確認しておきたいのは、
・藤沢市
・茅ヶ崎市
・鎌倉市
・平塚市
・逗子市
・葉山町
など、実際に住もうとしている自治体の防災情報です。
自治体によって公開されている情報や地図も異なります。
「湘南」という一つのエリアとして見るのではなく、購入を検討している住所単位で確認することをおすすめします。
災害情報を調べるときの3ステップ
私なら、湘南で家を探すときは次の順番で確認します。
STEP1 物件の住所を確認する
まず、気になる物件の正確な住所を確認します。
「藤沢市です」
だけでは不十分です。
町名や番地まで確認します。
STEP2 自治体のハザードマップを見る
住所をもとに、
津波
洪水
浸水
土砂災害
液状化
地震
などを確認します。
STEP3 実際に現地を歩く
最後に、実際の街を歩きます。
できれば、
平日
休日
昼
夜
晴れの日
雨の日
など、条件を変えて見てみると、より生活をイメージしやすくなります。
私が25年以上湘南に住んで分かったこと
私は湘南に移住して25年以上になります。
そして、45歳で家を購入してから10年が経ちました。
その間、湘南で地震や台風、大雨などを経験してきました。
だからこそ思うのは、
「災害が怖いから湘南に住まない」
でも、
「湘南だから大丈夫」
でもありません。
大切なのは、
自分が住む場所を自分で調べること
です。
これは湘南に限った話ではありません。
東京でも地方でも同じです。
どんな場所にも、その土地ごとのリスクがあります。
家を買うというのは、その場所に長期間住むということです。
だからこそ、物件価格や間取りだけではなく、
「この土地で何十年も暮らせるか?」
まで考えてから決めたいと思っています。
まとめ|湘南移住で後悔しないために「災害リスク」を先に調べよう
湘南は海が近く、自然を身近に感じられる魅力的な街です。
一方で、海沿いの地域だからこそ、津波や浸水などについて確認しておく必要があります。
そして、海から離れればすべて安心というわけでもありません。
洪水、土砂災害、液状化、地震など、土地によって確認するポイントは変わります。
だから、湘南への移住や中古戸建て・土地の購入を考えているなら、
「湘南は安全か?」
ではなく、
「自分が買おうとしている土地には、どんなリスクがあるのか?」
を調べてください。
そして、ハザードマップを見るだけでなく、実際にその街を歩いてみてください。
私は45歳で湘南の中古戸建てを購入しました。
今は55歳。
10年間暮らしてきたからこそ、家を買うときには「購入した瞬間」ではなく、
その後の10年、20年まで考えることが大切だと感じています。
湘南移住を考えているなら、家の価格や間取りを見る前に、まずその土地を知る。
これだけは、ぜひやっておいてください。
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