こんにちは。
湘南が好きで移住するも新築は理想から遠く、非公開物件の古家付きの土地を購入して、リノベした「憧れ湘南移住 & 湘南ライフ」実践ブログのジョウです。
今日の記事のポイント!
以下のような人におすすめ!
- 湘南に移住する前に過去の災害情報について調べたい
- 藤沢や辻堂、鎌倉の移住に失敗や後悔をしたくない
- 東京、23区内から湘南エリアの移住を考えている
移住前に地域の災害危険度を知るには
私は都内から、ここ湘南の藤沢市に移住した移住者、経験者です。
このブログでは湘南エリアへ移転や移住を積極的におススメしています。
ですが、実は都内から移住の前(決定する前)は、結構な時間をかけて藤沢市や湘南エリア地域の情報を集めました。
移住する前には必ずチェックする重要なことは、そのエリアで過去にどのような災害が起こったかを正確に知る把握する事です。
普段は何もない平和な状態ですが、その地域エリアでは過去にどのような地震や大雨などの災害等、何が起きていたか知ることが重要です。
もちろん、過去だけでなく、現在も世の中の自然現象は、日々進行形で変化もしています。
今も世界的な気候変動の影響もあり、日々状況が変わっています。
湘南移住の前にやるべきこと
先ずは、移住の前にその地域の情報や今後の予定、計画についてできる限り情報を集めることをお勧めします。
今日は、私が集めた情報を少しだけ整理して書きます。
家を売る側は不都合な事は何も教えてくれない
実際のところ、自分の移住先を決める場合、不動産販売会社や建築会社、そして自治体などは、書類の提出や契約、金銭のやり取りがあります。
ですが、決められた範囲の情報を提示するだけで、彼らには、それ以上の事は何も責任がないことは教えてくれません。
当然ですよね、不利益なことを敢えて言う必要はないのです。
災害は日本のどこに居ても必ずいつか来る
災害は日本のどこにいてもいつか必ず来る可能性があるからです。
移住先のことは、自分自身で徹底的に調べるしか方法がないです。
自分で納得して移住するしかありません。誰の責任ではない、自分の責任であることを自覚しましょう。
それでも湘南に移住したいと思ったら、
とは言え、このような湘南に移住したいと思ったら湘南で成功する「家探し」は世に出ていない「非公開物件」を探す事です。
手間をかけずに効率的に早く、多くの物件情報を集める事ができるかが重要です。
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湘南エリアの災害の種類について
湘南エリアに限らず、日本の災害と言えば、先ずは地震や津波が一番多いです。
次に台風や大雨、河川の氾濫などがあり、そして火山等の噴火の影響があります。
湘南エリアの地震の情報が歴史に登場するのは古くて「1200年以上」も前の西暦818年(弘仁9年)の情報から記述が残っています。
古くは1200年以上も前の記録もあります
なんと、1200年以上の災害の記録も残っているとは驚きですね!
詳しくはこちらに記載があります。
そこから、現代に至るまでにマグニチュード7クラス(震度6や震度7)の地震は何度も発生しています。
およそ70年から80年に一度の頻度で起きているようです。
神奈川県や湘南エリア全体の地盤や活断層等について、ここでは記載しません。
詳しい情報は色々とあるので興味がある人は調べてみてください。
100年以上前の関東大震災の被害
100年程前の関東大震災は、東京の都心部では地震の影響よりも実は、その後の「火災」の影響で大きな被害がありました。
つまり、東京の大きな人的な被害の印象が強く報道されているので関東大震災といえば「東京都」が被害の中心だったように思われがちです。
実際には、震源地は神奈川県の「南側(湘南エリア含む)」が中心で震度7の地区も神奈川県の大半で大きな被害がありました。
なお、神奈川県が作成した地震災害危険度マップ「eーかなマップ」でも確認することができます。
時間があれば確認してください。
神奈川県は津波と土砂災害が多い
神奈川県の海側(湘南エリア等)では、地震の後に直ぐに発生した大きな津波によって200~300人が亡くなった被害が出ています。
津波の高さは、場所により2mから9m等だったようです。
加えて、津波より甚大な被害としては、土砂災害の大半も神奈川県で発生していたようです。
近年の東日本大震災の神奈川の被害
近年で記憶にも新しい2011年の東日本大震災でも海岸や河川地域で津波の影響がありました。
神奈川県内では最大震度5強を観測していて、避難中に転倒するなどされた5人が犠牲になっています。
市街地に浸水被害はなかったようですが各地の河川や港、海岸で津波の到達も確認されています。
それでも湘南に移住したいと思ったら
それでも湘南に移住したいと思ったら、次のサービスを私はオススメします。
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ぜひ、参考にしてください!
津波の被害想定を見直し
東日本大震災を受けて従来の津波被害想定を大幅に見直され津波浸水予測図を公表しています。こちらです。
詳しくは、このページの最後に各地の自治体のハザードマップのリンクを張りました。確認お願い致します。
抜粋すると、相模湾沿岸の湘南エリアの鎌倉市は最大で14.5メートルの津波に襲われ、あの鎌倉大仏や鶴岡八幡宮が浸水すると想定しています。
藤沢市では10.7メートル、逗子市では13.6メートルの津波を想定しています。
過去に同レベルの被害があったことを考えると当然だと思います。
鎌倉・長谷の大仏様にも覆いの建物(大仏殿)があった
ご承知の通り、鎌倉の大仏様には奈良の大仏様と同じような大きな大仏殿がありました。
大仏様は大きな覆い(建物)の中にお座りなっていました。
それが今はありません。津波や火災等の影響で破壊されたままの状態と言われています。
南海トラフの地震の想定
今後、日本近海で大きな地震が起きる可能性が指摘されている南海トラフの地震による被害の想定結果があります。
こちらの情報では神奈川県の津波の死者は最大で約2,900人と想定されています。
国の南海トラフの地震による被害想定結果では、神奈川県の津波の死者は最大で約2,900人と想定されていますが、迅速、適切な避難により、死者はゼロにできるものとされています。
神奈川県のwebサイト
ですが、ハザードマップ等の情報を元に、各自が適切な避難により死者はゼロにできる可能性があるものとされています。
湘南エリアの地震以外の自然災害
地震以外で湘南エリアの災害としては、大きく台風、洪水、河川の氾濫そして、富士山の噴火の影響も大きいです。
湘南エリアの大きな河川と言えば、藤沢市の中心を海まで流れる2つの川(境川と引地川)があります。
二つの河川の距離はそれほどまで長くはないです。
大雨でも影響は少ないと思われがちですが、過去には何度も氾濫を繰り返す程の「暴れ川」でした。
引地川の名前からもわかる通り、台地を「引きちぎる」ほどの川という名残から引地川になったという説があるくらいです。
各地で河川の治水対策も進む
現在でも進行中ですが、各地で治水対策が進んでいます。
例えば、引地川では市町村の治水対策だけでなく神奈川県全体でも治水対策プログラムもあります。こちらです。
とは言え、想定外の事も起こることは十分にあり得ますので、何事も慢心はいけません。
過去、現在、未来の情報を調べる方法
大事なことは常にアンテナを張り、情報を集める事です。webサイトはもちろんの事、自治体に行けば情報を公開しています。
自治体の一般的な図書館や公民会でも情報があったりします。
藤沢市の防災関連ページ
藤沢市ではハザードマップのページや防災施設の一覧からリアルタイムの情報の他、雨量水位情報、土砂災害ポータルサイト河川監視カメラ情報のリンク情報があります。
こちらをご覧ください。
もし大きな地震が起きたら
基本的なことですが、地震が起きたら慌てず、その場で安全を確保することが重要です。
その際、もし仮に自分がいる場所(移住先、学校、職場等)が海に近い場合は津波の影響も考える必要があります。
なぜなら、津波は早い場所で数分程度で到着することもあるそうです。できる限り、早く高台に避難する必要があります。
ですので、平常時の普段から「ハザードマップ」でその地域毎の危険箇所を知ることが重要です。
ふじさわ防災ナビ
緊急時の安全のためのライフラインを確保するための避難場所までの行き方等を知っておくことが重要です。
こちらです。
防災に関する発生情報や土砂災害や洪水、津波のハザードマップ。
そして、避難所などに関する情報の記載があります。
自治体のハザードマップ
更に藤沢市では「ふじさわキュンマップ」という、まとめ情報サイトがあります。
津波、土砂災害洪水ハザードマップだけでなく、各住所地域の危険度マップ液状化危険度マップ、更に地域ごとの揺れやすさ危険度マップがあります。
他には土砂災害警戒区域、急傾斜地崩壊危険区域、浸水想定区域等の情報を確認することができます。
想定される最大級の地震災害(南関東地震)について揺れによる建物被害の状況を掲載があります。
他に防災以外にも救急のAEDの情報やまちづくりの都市計画情報、地質調査情報、公共施設の情報もありますので、一度は目を通すと良いと思います。
藤沢市では「子育て関連」にも力を入れており、
子育て関連の情報として「乳児健診」「予防接種」や公園箇所、バリアフリーマップ、自治会や町内会の情報の記載があります。
なお、ここではwebサイトの情報が中心ですが、他にTwitterやFacebook等の、SNSも活用して情報をリアルタイムで発信もしています。
情報は常に変わるので、こちらでは全てを紹介しきれないのですが最新の情報を確認すると良いです。
湘南エリアの自治体の情報
もちろん、藤沢市以外の湘南エリアの各自治体も多くの情報を発信しています。
各自治体のハザードマップ紹介(2022年、8月現在)ですが最新の情報は常にメンテナンスするようにしたいですが、各自でもご確認ください。
1)鎌倉市のハザードマップ・防災マップ・海抜マップ
2)茅ヶ崎市の津波・浸水対策情報サイト
3)平塚市のハザードマップサイト
4)逗子市の津波ハザードマップサイト
5)葉山町の防災関連マップサイト
以上ですが、各自治体のwebサイトは定期的に更新されています。私もできる限りメンテナンスしますが、皆さまも最新の情報はご自身でご確認をお願いいたします。
湘南の災害の危険度と最新のハザードマップのまとめ
今日は移住する前に重要な災害についての情報について書きました。
日本は災害大国ですが、情報を正しく知り、付き合うことが必要です。
情報を知らない事の無知や、情報を知ることを止めることが一番の危険です。
何処で生活するにしても、各自治体により差はありますが、情報の発信をしています。
あとは、その情報をどのように知り、どう判断するかは、ご自身の責任です。
移住する、移住しないに限らず、今一度、ご自身の生活する状況や状態災害について考えることも重要だと思います。
今日のブログが何かの注意喚起になり、少しでもお役に立てることができれば幸いです。
それでも湘南に移住したい
過去の災害の情報を知ったとしても、それでも湘南には多くの人が住んでいます。
正しく情報を理解して、正しく行動することでリスクを回避することが出来るからです。
湘南に移住したいと思うのでしたら次のページをどうぞ。