こんにちは。
湘南情報ブログでアクセス数1位の「湘南移住blog、湘南さんぽ」のジョウです。
今日も、前回に続き湘南移住やリノベーションでも湘南観光の話しでもなく
湘南ライフとして趣味の園芸の話しをします。
この記事のポイント!
以下のような人におすすめ!
- 湘南ゴールドを挿し木で増やしたい
- 湘南ゴールドを自分で育てたい、収穫したい
- 柑橘類の挿し木は失敗する可能性が高い、成功の秘訣を知りたい
今日のブログの結論はこれ!
ちなみに、前回のブログはこちらです。
湘南ゴールドの苗木を入手して、3年目で見事、30個の収穫が出来た話を書きました。
反響が大きく、物凄いアクセスを記録しています。
やはり湘南ゴールドの底知れぬパワーを感じました。今日はその第2弾です。
果物の鉢植えがいっぱい
私の自宅の庭には約30種類くらいの植木を育てています。
多くは果物系で実が成る樹木です。
毎年、さくらんぼ、ジューンベリー、ブルーベリー、オリーブ、ぶどう、湘南ゴールド、レモン、ゆず、すだち、栗、あけび、フェイジョア、もも、を収穫しています。
趣味として果物の木を育てるには、少し多すぎるかもしれませんが、成功の秘訣は鉢植えです。

果物は鉢植えで成功
果物の木は、庭の地面に直接、植えているわけではなく、鉢植えで育てています。

果物は鉢植えで成功する話は別のページに書きました。こちらです。
地植えではなく鉢植えの方が、根が広がり過ぎず、肥料も制限されるので
早く多くの果物が成るのでオススメです。
果樹の挿し木も得意分野
実は果物の苗木は鉢植えでを育てて収穫するだけでなく、剪定(せんてい)した木を捨てずに
挿し木で増やす事も得意分野だったりします。
剪定とは余分な木や枝を切る事です。
つまり、果物の枝が交差(クロス)していたり、下向きに伸びている枝には果物的には
良くないので切ります。これが剪定です。
果物の湘南ゴールドとは
まず、果物の湘南ゴールドとは、湘南の地元民なら皆が知っている大人気の果物です。
その人気故にあっという間に売り切れるという超貴重な果物です。
果物の湘南ゴールドは、神奈川県が開発した品種です。
全国的な知名度はまだなく、これからの果物です。
神奈川県のページによると「今村温州」と神奈川県の西部で採れる「ゴールデンオレンジ」の交配で開発されたとのことです。
それも、つい最近の1999年に完成したばかりです。
果物の湘南ゴールドの味はジューシーで味が濃く、甘さも酸っぱさもバランスが良く、苦みはほとんどないです。
樹木を増やす方法、挿し木とは?
紅葉や桜、梅もそうですが自然に樹木は増えたりすることはありません。
人間が手を加えて人工的に増やす方法が一般的になります。
その方法は、果物に限らず、樹木を増やす場合は、大きく3つしかありません。
それは「種から育てる」方法と「接ぎ木」で別の台木に継ぎ足す方法と、そして
最後に「挿し木」という方法があります。
とは言え、全ての樹木が挿し木が出来るかと言うと、種類により向き、不向きがあります。
挿し木の難易度は?
私の経験からすると「紅カナメ」や「紅葉」、あと「アジサイ」の挿し木は比較的、簡単です。
およそ5割以上の確率で成功しています。
手順や時期を間違えなければ、初心者でも十分に成功すると思います。
つまり、樹木を増やす事が出来るのです。
私の自宅の庭の隣の家の境の塀には、挿し木で増やした「紅カナメ」の列が並んでいます。
柑橘系は挿し木は無理か?
逆に、柑橘系の樹木は難しく、ほぼ成功はしないと言われています。
増やす方法としては台木に「接ぎ木」をする方法が多いようです。
接ぎ木とは、別の土台となる樹木を用意して、継ぎ足す方法です。
上部が新しい増やしたい樹木にさせる方法ですが、台木を準備したり、テクニックが必要です。
「接ぎ木」は難易度は高く、私はやったことはありません。
湘南ゴールドの挿し木にチャレンジ
今日はその湘南ゴールドの挿し木にチャレンジする話しです。
大前提ですが、「湘南ゴールドの苗木を手に入れる」必要があります。
前回のブログで書いた通り、念願の「湘南ゴールド」の苗木を入手しました。
購入方法や育て方、値段、購入したお店の情報等はこちらもご確認ください。
個人の趣味として、湘南ゴールドの「挿し木」にチャレンジした話しを書きます。
挿し木で成功する秘訣
まず、挿し木に重要な事はいくつかありますが、時期と湿度に注意する事です。
逆に言えば、これだけです。
湘南ゴールドの「挿し木」の時期がいつが最適なのかは、どこにも情報がありませんでした。
挿し木自体は難しい事では無いのですが、柑橘系の挿し木は期待できないので、試行錯誤をしました。
湘南ゴールドを育てる人も農家さん以外にいないですし
更に湘南ゴールドで挿し木をしている人なんて全くいないです。
情報がない中でのチャレンジでした。
つまり、1年間程をかけて色々な時期に、
3月の新芽の時期、開花後、梅雨時期、梅雨明け、冬前、冬の休眠時期、と何回か挿し木を試しました。
一般的な挿し木の方法
では一般的に挿し木で準備するものや方法を紹介します。
私は普通の量販店で市販されている「発根促進剤のメネデール」を使います。
後はハサミと入れもの(容器)だけです。他に霧吹きくらいです。
挿し木を挿す、土は赤玉の中粒を用意します。これだけです。合計しても数百円で手に入ります。
挿し木の方法と手順
容器も私は多少の深さが必要なのでヨーグルトの容器を利用しています。
植木鉢でなくても、何でも良いのです。
容器の底に穴をあける事で準備は終わりです。
この程度のもので挿し木は出来ます。簡単で楽しいです。

容器に赤玉土を入れます。予め、水を入れて湿らせておきます。
剪定で捨てる予定の木
湘南ゴールドの苗木の剪定で捨てる予定の木を用意します。
挿し木の「葉」の枚数は少な目にして葉も半分にカットします。

ひと晩、程度、発根促進剤のメネデールに付けます。

赤玉土の中粒のものを選びます。
挿します。以上です。挿し木はこれだけです。

挿し木で注意する事
挿し木で一番の重要な事は時期ですが、それ以上に、乾燥させず湿気を多めにすることです。
切り口が重要という人もいますが、私はあまり気にしません。

挿し木を湿気から守るためにビニール袋で覆うことをしているくらいです。

湿度をキープすること
重要な事は湿度を高めにキープすることです。
ですので、私はビニールで覆います。
ビニール袋に穴をあけて隙間から霧吹きをして閉じます。
もちろん、直射日光は避けます。明るい日陰の場所で見守ります。
挿し木には地温を上げるために工夫も必要ですが、私はやりません。
霧吹きが重要
1か月ほど、毎日、霧吹きをして、土が乾かないように注意する事も重要です。
たまに葉が落ちるので、取り除きます。腐らないようにチェックする事も重要です。
あとは、ひたすら待つ。忍耐も重要です。
挿し木は失敗も多い
一般的な挿し木であれば、成功する角度が高い場合、ほほ5割程度で成功します。
ですが、柑橘系の挿し木は、ほぼ成功しません。難しいです。
果物で言えば、ブルーベリーやオリーブは過去に何回か挿し木に成功したことはあります。
しかし、成功率では5%未満程度で、全滅も良くあります。
柑橘系のレモンやゆずは難しく、やはり、ほぼ失敗していました。
湘南ゴールドの挿し木に成功
今年2023年、ようやく、湘南ゴールドの挿し木に成功したっぽいです。
こちらが写真です。左側の挿し木の根本から新芽が出ました。
右側の挿し木からなんと花芽も出ました。白い丸っこいのがそうです。2つもあります。

まだ新芽が出たばかりですが、50本の挿し木のうち、5本程度で新芽が出てきました。
暫くは様子をみて見守りたいと思います。葉が日々少しずつ大きくなっています
改めてレポートをするので期待ください。
果物の湘南ゴールドの収穫はいつできるか?
湘南ゴールドの苗木から挿し木をした場合、果物の湘南ゴールドを、いつ収穫ができるかわかりません。
どこにも情報が全くないのでできないかもしれません。。
柑橘系の挿し木の事例が少ないのでなんとも言えませんが、他の果物の場合は3年か5年ほどらしく。
湘南ゴールドも、同じか、それ以上が必要かもしれません。
果物の湘南ゴールドが収穫が出来るまで、このブログでレポートを続けたいと思います。
販売はしたらダメ
湘南ゴールドに限らず農家さんでもない個人が果樹栽培をして「果物を販売することは絶対にダメ」です。
「種苗法」という法律があり新品種を第3者が勝手に販売したら法律違反です。
あくまでも、湘南ゴールドに限らず「苗木は個人で収穫して楽しむ」事まで。
個人が湘南ゴールドを営利目的で販売は法律違反です。
果物をビジネスにしている関係者や農家さんを守るためでもあります。
もちろん、挿し木が成功し、数年後に果物の湘南ゴールドを収穫が出来たとしても
私は家族で果物「湘南ゴールド」を美味しく頂きます。決して販売はしません。
まとめ&結論はこれ!
今日は湘南ゴールドの挿し木について書きました。
苗木を育てつつ、趣味の挿し木をダメ元でチャレンジしたらなんと成功したっぽいです。
これからもレポートを続けますので、期待してください。
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