私は都内などから湘南に移住する事を勧める記事を書いています。
移住後に住む方法について、湘南移住後は中古住宅を購入し、リノベーションする方法を、強く勧めたいです。
今日は新築の戸建てではなく、中古住宅を無料、0円でゲットするカラクリについて詳しく説明します。中古住宅をリノベする事のメリットやリノベーション費用に価格面からも説明します。
この記事のポイント!
以下のような人におすすめ!
- 湘南に移住後、新築戸建てか中古住宅か悩んでいる
- 中古戸建て付きの土地購入のメリットについて知りたい
- これから湘南移住を考えている
- 戸建て購入後のリノベーションに失敗したくない
今日のブログの結論は?
格安の中古住宅の購入のすすめ
私は湘南に移住後に最初は新築を探しました。
ですが、理想の物件が見つからず、結果、中古住宅を購入しリノベーションしました。
いや、正確には「古い戸建て」の土地を購入したら「家」が無料で付いてきた、という感じです。
この方法は多くのメリットがあり、湘南に移住、土地購入、戸建てのリノベの流れは大正解だったと思っています。
なぜ?日本人は新築が好きなのか?
日本人の習性なのか、やはり新築が好きなようで、中古住宅の購入は全然、盛り上がりません。
少しずつ増えているとはいえ、新築が高く購入ができず、マイナス的に中古住宅の購入をしている感じです。
私は、勝手ながら、今後これから10年後、いや5年後は、きっと新築購入と中古住宅の購入が逆転するくらいになると予測しています。
なぜ中古住宅の購入なのか。改めて今日のブログでは古い戸建て購入をお勧めする理由やメリットについて書きます。
新築戸建てと中古住宅の違い
まず、「新築戸建て」と「中古戸建て」の住宅(家)の費用や違いについて説明します。
およそ新築戸建ての建築費用は坪単価と建坪から計算ができます。
例えば、ざっと坪単価100万円のグレードだとすると、20坪の戸建ての場合、100万円×20坪=2000万円となります。
坪単価のグレードとは、家の素材や作り、見た目、家具や什器、家電といった部分にランクがあって坪単価100万程度は普通と言えば普通くらいです。
この辺りは、住宅展示場などに行き、ハウスメーカーなどに聞く教えてくれます。
最近は世界的な物価高や円安もあったり、発展途上国の住宅需要もあり、今後は更に高騰する可能性は高いです。
ちなみに、某大手のハウスメーカーや高級住宅の場合は坪単価150万とか200万とかあります。
面積が狭い場合や高級の素材で凝った作り、オーダーメイド等だと200万以上の場合もあり得ます。
新築戸建ては購入時から価値は下がる
ご存知の通り、日本の建物の価値は住んだ時点で下がり続け、おそよ20年で「ゼロ円」と評価されます。
理由は、1970年代から80年代、バブル崩壊の前くらいの高度成長期の頃、家が足りず大量に供給する必要がありました。
その時代の流れで30年くらい持てばよい、という程度の住宅がたくさん建築されことが理由と言われています。
つまり、20年以上の戸建ての価値はゼロ(0円)で価格は付かない、つまり、価値が無いとされるのです。
土地購入の際に「古民家があり」と但し書きがあるのは
「土地を購入しても家があるので、どうぞ自由です、必要がなければご自身の負担で壊してください」的なメッセージです。
しかし、これがチャンスでもあり、お宝も多くあったりするのです!
まだ、多くの人は知られていないし、知っていても手間がかかるので
住宅を壊して更地か新築戸建てで販売している、という現状です。とても残念です。
湘南こそ「築20年」を狙う理由
良くも悪くも、20年以上の戸建ての場合、上物(建物)はゼロ円となります。
仮に売りに出す場合、土地だけの値段でしかなくなります。
なんともモッタイナイ話ですよね。
当然、土地自体にも地域、町名毎に決まった坪単価があり土地面積分で計算ができるので、その分の価格となります。
建物はあってもなくても、20年以上の場合、同じでゼロ円なのです。
結果、土地だけの値段で売買されます。本当の話しです。
古い中古住宅の価格はほぼゼロ
全ての戸建てとは言いませんが、やはりしっかりとした建物やメンテナンスされた中古住宅
という前提ですが、かなりの確率で良い物件はあり、十分にまだ住めます。
当然ですが、日本には周りを見ても地域差はありますが
30年や50年以上くらいなら、普通に戸建てに住んでいる家、住宅ばかりで、20年以上、経過したら住めなくなることはありません。
皆様のご実家や親戚の家はどうですか?
ご実家の周りの家はどうですか?
日本は地域により、海沿い、川沿い、湿気や台風、雨、雪などの気候の差も激しいので
一概に全ての戸建てが大丈夫とは言えません。地震も多く、埋め立て地や山や崖の造成地区など地盤にもよります。
また、時代によってはその年代ごとの耐震性能のルールの違いがあり
そのまま住めるかどうかはプロのアドバイスは必要ですが。
湘南こそ中古住宅物件を狙う理由
実は湘南では古い住宅が意外と多かったりします。
もちろん、新築戸建ても最近ではよく売り出されていますが、湘南地域は古くから住む人が多いのです。
それこそ鎌倉時代から古都として栄えた地域で、江戸時代の五街道もあり
明治以降は別荘地や避暑地として、住宅が整備されました。
JRの東海道線や私鉄、道路などの交通機関がいち早く発達してきたことが理由で
古い住宅地エリアがあったりします。
昭和の戦後に入り、大手のデベロッパーが開拓したこともあり
古い戸建てがしっかりと残っていることもあります。
数は少ないですが、まだまだ中古の戸建ては十分にあります。
中古住宅はリノベする前提
ですので、私のブログでは、新築戸建ての購入より、住宅付きの土地を購入し
その後、「中古の戸建て+リノベ」をお勧めしています。
リノベ(リフォーム)を前提に中古の戸建てを購入を考えることで
土地代だけの費用で、0円で戸建てが手に入るのですからこの方法をお勧めしているのです。
土地購入で中古戸建リノベのメリット
まずは、何といってもコスト的なメリットがあります。
土地代だけで建物が手に入り、新築戸建ての費用の半分程度以下、
およそ1/3程度のリノベ費用で完成できる、と考えればお得と思いませんか?
次に間取りや内装など自由度があります。
新築戸建ての決まった間取りに合わせるのではなく、自分の好み、家族好みの間取りを自由に設計し、作り上げることが可能です。
これは贅沢です。そう、テレビ番組でもありましたが「リノベは魔法」で楽しみでしかないのです!
中古住宅の購入の場合、自分が好きな地域や場所、エリアなど
ある程度、拘りがある地域に絞れることやピンポイントで選択することも可能な場合があります。
私の場合、土地の条件や地域にこだわりがかなり強めだったこともあり1年以上も探しに探しました。
ですが、中古戸建の住宅付きで、予算も含めて十分に満足ができる土地と家に巡り合うことができることもあります。
湘南で土地や住宅、家探し、家づくり
私は都内から湘南に移住、古い中古戸建付きの土地を購入しリノベーションして今に至っています。
湘南で「家探し、戸建て・物件探し」は本当に大変な思いをしました。
判断が必要な部分にたどり着くまでの情報収集や手間でクタクタになったことを覚えています。
当たり前ですが、家探しや家づくりはほぼ皆様は誰でも最初は初めてで初心者です。
無駄な手間や時間、労力は惜しむ事なく、プロに提案してもらうという贅沢を活用しない手はありません。プロの提案で初めて気づくことも沢山あります。
先ずは多くの物件の情報を得て比較検討するならネットを活用することです。
移住や戸建てや住宅購入は、自分にとってまだ先だと思っていても全然良いです。
先ずはおおよそのイメージや相場を知ることが大事です。
ネットを活用することで、理想のマイホームを夢で終わらせることなく「湘南の家探し」のスピードを一気に加速させることが出来ます。
特におすすめする「タウンライフ家探し」サービスは無料ですので「利用しない手はない」そんなサービスです。
新築戸建てはリスクだらけで怖い!
そして、新築戸建ては「リスクはかなり大きい」と思います。
例えば、その土地は本当に安全で丈夫なのか?
建物に瑕疵(かし)や違法建築、問題個所はないのか?
を考えると、よっぽどタメライがあります。誰も住んだことがない真っさらな新品の家に販売会社が言う事だけを信じて、何千万円も払えるのか?不安で仕方ないです。
ちなみに、住宅における瑕疵担保責任とは大手の優良「不動産情報サイト アットホーム」さんのwebにもありますが、
引き渡された目的物が種類または品質に関して契約の内容に適合しない場合に、売り主・請負人が買い主・注文者に対して負うこととなる責任
https://www.athome.co.jp/contents/words/term_654/
中古戸建は良くも悪くも、何十年もそこに建っているわけです。証明されているわけです。
生き証人です。
何回も大きな地震や台風、大雨、季節を繰り返しているという強みがあって、それこそ、本当にお金では買えない価値があると思います。
それがタダですよ、0円で手に入るんです。
私がリノベした個所は?
私が購入した戸建てでリノベした個所は、大きく3つあります。
1つは基礎や耐震性能周り、2つめは水回り設備(キッチン、トイレ、浴室、洗面)、3つは1階のリビングの内装とサッシ周りくらいです。
逆に言えば、それ以外の場所、例えば、2階の内装や床周りはセルフでリノベーションをしました。
壁を漆喰にしたり、床のフローリング材、それから2階の屋根は傷んでいた箇所はセルフで塗装もしました。
入居後、故障したところ
結果として、入居後に必要なメンテナンスはほぼありません。
何も問題なく、快適に過ごしております。
畳の交換、襖の張り替え、網戸の張り替えなどは微々たるもので、メンテナンスの範囲と考えて、セルフでやったり、格安の業者さんに依頼した程度です。
費用面のメリット
建物は、ざっと、新築戸建ての費用の1/3程度以下でリノベーションすることができたので、その分、の費用を土地代に回すことができたというメリットは大きかったです。
つまり、予め狙っていた、すこし高めの人気の土地エリアに住むことを目的にする場合
この方法は多くのメリットがあると思います。
実は私の購入したエリアでも「新築戸建ての売り出し」はたまにあります。
広さや間取り、庭、景色などなど妥協をすれば新築戸建ての方法もあったかもしれません。
ですが、最終的には総額の購入費用面からして明らかに高過ぎで魅力は感じませんでした。
妥協しても良いことはありません。
20年から30年以上も住み続けることを考えると妥協はしたくありませんでした。
つまり、話は戻りますが「土地の購入だけ」とすれば、全額のうち自己負担分と銀行借り入れ分など
諸々の総額を考えた場合、戸建て分は、リノベーションとして考えると新築戸建ての費用のおよそ1/3以下程度で抑えることが可能です。
そして、全額費用の残りの2/3以上を土地代に充てることができたという算段です。
この方法や方程式をもっと世の中に広めたいと思います。
ですが、なかなか、皆様、新しいものが好きな人が多く、わかってもらえません。
まとめ
今日のブログのまとめですが中古住宅の購入とリノベーションについて考えました。
土地購入するだけで、ゼロ円で戸建てをゲットすることができ、中古戸建てをリノベーションするメリットは、丸々と土地の購入に充てることができかなり大きいです。
とは言え、私の性格的面や考え方もあるのかもしれません。
私は何でもかんでも新しいもの、が好きではないこともあり、家族も賛成してくれたことは良かったです。
昔から、そもそも新しいものが全て良いかと言うと違うと思っていたところあったので変わり者でしたし。
新品が本当に良いか?
家具、服、車、スマートフォンにしても、新品を買いたい、使いたい気持ちはもちろん理解できますが正直、絶対に新品が欲しい、とはあまり思いません。
人それぞれで何を良しとするかってことですね。
考え方です。費用をどこにどう充てるか。
価値がなくなる、とわかっている建物になぜ数千万円もかけるのか、リスクが大きい新品の家に幾ら払うのか?を考えると、私はおのずと答えは出ましたね。
住宅は長い間、20年、30年、それ以上も毎日、生活して住むことになります。
ですので、お金を何に使うか、中古住宅のメリットの方が大きいと思います。
もちろん、建物次第で、耐震性能や各設備、修繕具合、リノベーションの可否等の物件が前提ですが、私は新築よりリスクは少なく、メリットは大きいという話しでした。
最後に、湘南での家づくりに必要な「間取りプラン」「資金計画」「土地探し」を無料でゲットできる「タウンライフ家探し」サービスをお勧めします。
皆さまの、移住や土地購入、戸建てのリノベーション、今後の長い生活に何かお役に立てることができれば幸いです。