こんにちは。
湘南が好きで移住するも新築は理想から遠く、非公開物件の古家付きの土地を購入して、リノベした「湘南移住 & 家探し」実践ブログのジョウです
家庭菜園の水遣りで悩んでいませんか?
雨が降らず、晴天が続く真夏は毎日の水遣りが大変ですよね。水道料金も高くつくし、水道の蛇口が遠いと行ったり来たりと。
でも、雨水タンクがあるとその問題を解決できます。なぜなら、我が家も実際に実践して直ぐに雨水タンクを利用できるようになったからです。
この記事では、各市町村で助成金を補助している雨水タンクの申請方法を紹介します。
記事を読み終えると、今後、家庭菜園の水遣りで悩むことは一切なく、野菜や果物を育てることができると思います。
この記事のポイント!
以下のような人におすすめ!
- 雨水タンクを助成金で購入したい
- 家庭菜園に失敗したくない
- 雨水タンクの購入を考えている
雨水タンクを助成金で購入する
多くの市町村では、水資源の循環利用を促進するために助成金があります。助成金とは、自治体から条件をクリアすると費用を補助して頂ける便利な制度です。
家庭菜園等で利用する雨水の貯留槽(雨水タンク)を設置するための本体購入金額の一部が補助されるお得な制度があります。
今日は湘南地域の藤沢市の助成金制度を利用して雨水タンクを購入した実体験や他の自治体の情報などを紹介します。
家庭菜園の悩み
家庭菜園の悩みとして、水遣りがあります。家庭菜園では日々のお手入れやが大事です。肥料を上げたり、雑草を抜いたり、間引いたり、と色々と手間がかかります。
その中で、一番の重労働は水遣り(みずあげ)ではないでしょうか。
春先から梅雨入り、梅雨明けくらいまでは、何もしなくても自然の雨だけで十分かもしれません。
ですが、梅雨明け頃の7月上限から、真夏の8月、残暑が続く9月初旬から9月中頃まで、秋の秋雨や台風時期が始まる頃までは、水遣りは大変です。
雨水タンクで解決する
水道料金も馬鹿になりませんし、蛇口の場所が庭になかったり、遠かったり、意外と苦労が多いと聞きます。そこで、家庭菜園の強い味方で、便利なグッズとして、雨水タンクがあります。
雨水タンクは、自然に降る「雨水」が屋根から雨樋(あまどい)を通り捨てられる前に雨樋からタンクに貯める事ができます。
雨水タンクに貯まった水を、家庭菜園で必要な時期にジョウロ等に移し、畑や鉢の野菜や草花に水をあげることができます。
雨水は自然に降る空からの恵みです。もちろん無料でお金はかかりません。自然環境や地球にも、そしてお財布にも優しい仕組みで、皆にとってメリットがある仕組みです。
なお、雨水は雨水タンクに一定量が貯まると、雨水はそれ以上貯まることなく、元の雨樋を通り、排水されるので何も心配はいりません。
雨水タンクの購入は助成金が出る
あまり知られていないかもしれませんが、実はこの雨水タンクの購入は昨今のSGDSが騒がれるより、はるか前から自治体から助成金が出るという制度があります。
もちろん、自治体により若干は異なりますが書類申請だけで良く、所定の数量(予算)が無くなるまで毎年度、受け付けているので、ぜひ活用することをお勧めします。
自治体により異なりますが、およその助成金は最大で雨水タンクの本体価格の半分程度まで負担してもらえます。(ただし、昨今は廃止している自治体もあります、確認が必要です)
藤沢市の助成金制度
私が住む湘南地域の藤沢市では、2022年(令和4年度)では、予定件数30件が先着順という条件です。
補助金額は、本体の購入金額の半分(上限15,000円)※1,000円未満切り捨て、でした。なお、設置工事費は補助対象外でした。
例えば、参考情報で約200リットルの雨水タンクが3万円程度で購入する事ができます。この場合は15,000円が助成(負担)されるので、実際の個人の負担は15,000円で良いという事になります。
我が家の雨水タンクも200リットルが貯まる製品ですが、普通のジョウロ(2リットル程度)で1日に朝晩2回程(計4回、8リットル)の利用をして、2週間から20日程度、雨が降らなくても枯渇しません。
200リットルの水道料金はお風呂の湯船と同じ程度で、およそ30円程度です。15,000円はトータルで計算すると500回分の利用をしないと元は取れない計算です。
ですので、コスト的なメリットというより、環境に優しいことをしている気がしている気分的なメリットという事で理解しています。
藤沢市の「雨水タンク」の購入助成金制度のwebページはこちらです。
藤沢市の助成金の申請方法
助成金の申請ステップ、手続きの流れです。
ステップ1:自治体の最新情報を確認する。
ご自身がお住いの自治体の雨水タンクの助成の条件を確認が必要です。市のwebサイトや電話などで確認、問い合わせをしましょう。貯留量や数量等の条件は自治体によって違います。
また、時期によっては既に年度の予算(予定数)が終わっている可能性もあります。自治体は新年度は4月から始まるので4月から受付を開始する事が多いです。
ステップ2:雨水タンクの見積書を依頼、取得する。
自治体の助成金の申請資料に添付するために雨水タンクの販売店に見積書を依頼します。自治体への助成金申請には、申請書の提出が必要です。
その際の必要な資料の一つに「雨水タンク」製品の見積書を添付する事が一般的です。なお貯留量(100リットルから600リットル等)の違いで購入金額が異なります。
製品により大きさや占有面積も違うので、設置する場所を想定し製品を選びましょう。
ステップ3:自治体に助成金を申請をする。
各自治体ごとにより異なる形式の申請書があります。申請書はwebサイトからダウンロードする事ができますが、もちろん、窓口でも紙の様式を取得できる場合があります。
この形式を手に入れて必要な事項を記入した上で見積書も添付します。自体の担当する部署に雨水タンク助成金を申し込みます。
ステップ4:助成金が決定される
申請書の内容に不備などがなければ、通常は数日程度で連絡が届きます。なお、雨水タンクの予定数量に余裕があるか、ギリギリなのかは早めに確認しておきましょう。
数日後、助成金の枠があれば、担当部署から雨水タンク助成金の決定通知が届きます。
ステップ5:雨水タンクを注文、購入する
この決定通知後に、ようやく雨水タンクを見積書をとった販売店に注文し購入しましょう。在庫があれば数日で手元に届きます。
ステップ6:雨水タンク設置する
雨水タンクを自宅の庭などに実際に設置します。雨樋の加工など多少の作業は必要ですが、30分程度で、完了できると思います。
通常は、設置マニュアルも同梱されていて、必要な工具も含んでいることもあります。普段、日曜大工が苦手な素人さんでも出来ると思います。
申請した場所設置に正しく雨水タンクを設置した様子を写真で撮ります。
ステップ7:自治体に報告をする
自治体に設置完了の報告書(写真等)、領収書等を提出します。書式や手順はそれぞれ確認ください。
提出後、不備などが無ければ、正式に受理されると、決められた期間(1か月後程度)にご自身の銀行口座に助成金が振り込まれます。
助成金の申請の流れは、これで全て完了です。注意点は、先に申請をして、その後、決定後に製品を購入することです。先に購入している場合は、助成金がおりないので気をつけてください。
藤沢市の申請時に必要な書類
今年度(令和4年)の2022年度の情報ですが、
(1) 交付申請書(第1号様式)
藤沢市の所定の書式があります。確認しましょう。詳しくはこちらをご覧ください
https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/kankyou-s/machizukuri/kankyo/hojo/documents/02_r4_usui_tetsuduki_nagare.pdf
(2) 購入する雨水貯留槽の消費税込み本体価格の分かる見積書の写し
これは雨水タンクを購入する販売店に依頼すると得ることができます。
(3) 申請者の住民票(3か月以内のもの)
自治体や最近ではマイナンバーカード等でコンビニ等で簡単に取得ができます。もちろん、税金等、滞納していない事が大前提です。
(4) 設置する住宅の場所が分かる案内図(地図)
手書きでも良いです。私はGoogleMAPの地図を利用して、自宅周辺の地図をキャプチャ(取得)してPowerPointで作成しました。
(5) 設置する場所の見取り図
手書きでも良いですが、私はPowerPointで作成しました。
(6) 既築の場合は現況写真
数カットの方面から設置する予定の場所を撮りました。雨樋が入っている写真が必要です。
以上が最低限必要な資料ですが、どれも難しくはありませんでした。
実際、助成金を申請をした体験談
私の場合、実際に問い合わせをした時期が6月頃で予算があるか心配で、電話で確認をしたところ、まだ大丈夫だったのですが、直ぐに申請の準備をしました。
各書類を記入、捺印後、実際に申請した後、一度、藤沢市の担当者から連絡が来ました。1,2分程度、ヒアリング調査のような会話をしました。
申請した写真の隣にゴーヤを育てていて、その写真に写っているのは何ですか?とか他にどのような野菜や果物を作っているのですか?みたいなことを聞かれました。
恐らく、本当に家庭菜園で利用するのか、等を確認するためのヒアリングだったのかもしれませんが、ある意味、藤沢市の制度は、しっかりしていると思いました。安心できました。
神奈川県や湘南地域の他の自治体では
藤沢市を含む、湘南地域や神奈川県の他の自治体の情報を調べました。最新情報は各自治体にご確認お願い致します。
市町村名 | 問い合わせ先 | 事前申請 | 概要webサイト |
横浜市 | 環境創造局 管路保全課 下水道普及担当、TEL : 045-671-2830 | 必要 | 容量100リットル以上 購入価格(税込)の2分の1 (設置費及び送料は対象外) 上限額 20,000円 webサイトはこちら |
鎌倉市 | 所属課室:環境部環境政策課 TEL : 0467-61-3421 | 廃止 | 平成28年3月31日をもって廃止となりました |
川崎市 | 環境局地球環境推進室 TEL : 044-200-2514 | 廃止 | 平成29年3月で廃止となりました |
茅ヶ崎市 | 下水道河川部 下水道河川建設課 水環境担当 TEL : 0467-82-1111 | 廃止 | 平成29年度末で終了いたしました |
平塚市 | 下水道経営課 TEL : 0463-21-8785 | 必要 | 容量100リットル以上 本体購入費の2分の1以内 上限額 30,000円 webサイトはこちら |
寒川町 | 下水道課管理担当 TEL : 0467-74-1111 (内線:333、334、335、336、337、338) | 必要 | 本体取得額に2分の1 1台あたりの限度額は、30,000円 ※一建築物につき4台までを限度 |
「雨水タンクの助成金の申請」まとめ
今日は、家庭菜園の強い味方「雨水タンク」購入で助成金の申請をする方法をまとめました。
私が住む藤沢市では申請してほぼ直ぐ助成金が出ました。結果として、その後の家庭菜園の強い味方で
一年中、フル稼働で、ほぼ1年間を通して、水道の蛇口を使うことはないです。
真夏の1か月間、全く雨が降らない時期でも真冬でも十分に役に立っています。自然の恵みである雨水をに大変、感謝しながら使用しています。
おかげで、新鮮な夏野菜(トマト、ゴーヤ、なす、みょうが、ニラ、インゲン、ネギ)の収穫もできますし、柑橘類(ゆず、スダチ、湘南ゴールド等)が元気に育っています。
なお、藤沢市では現時点では助成金制度はありますが、他の地域の自治体では終了している地域もあります。
理由はわかりませんが、申し込みが殺到しているのか、その逆に利用数が少ないのか、他の予算にあてるのか、等でしょうか。
とにかく、制度があるうちに早めに申請して雨水タンクをゲットすることお勧めします。
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