湘南に移住して20数年。
今日のブログでは庭での家庭菜園、野菜作りについて話しをします。
最後までお付き合いください。
庭で野菜作りを始めたものの、失敗続きだった話
湘南に移住して庭付きの家に住み始めてから、ずっと憧れていた家庭菜園。
ホームセンターで苗を買い、ネットで育て方を調べ、いざ地植えでスタートしました。
ところが、現実は甘くありませんでした。
- なかなか育たない
- 葉が黄色くなる
- 虫だらけになる
- ナメクジに食べ尽くされる
- 雑草の対応が大変、すぐ生える(雑草地獄)
- ドクダミ、チガヤ、ミント等の雑草だらけ
やる気だけはあるのに、成果が出ない。
正直、「自分は野菜作りに向いていないのか」と思ったこともあります。
後になって、土が合わない、日当たり条件など、色々な原因があることがわかりました。
この時点では何が悪いのかもわかりませんでした。
ドクダミだらけの庭

雑草だらけの庭の様子です。

失敗の原因は「やり方」ではなく「環境」だった
当時は、
- 水やりが悪いのか?
- 肥料が足りないのか?
- 品種選びが悪いのか?
- 雑草に負けて育たないのか?
- 種が悪いのか、苗が悪いのか?
と、やり方ばかり疑っていました。
でも今思えば、根本原因はもっと単純でした。
土と環境が最初からダメだった。
原因は色々とありました。
- 水はけの悪い粘土質
- 雑草の根が残ったまま
- 虫が住み着いている
- 踏み固められた地面
- 土を掘るとドクダミ根が大量に出る
どんなに良い苗を植えても、これでは勝てません。

我が家はドクダミ地獄の庭でした。
少し土を掘るとドクダミの根がビッシリでてくる。(真冬の季節、1月です)
観察する事でわかったこと
これらの原因がわかったのは、庭を見続けて観察を続けたことが良かったです。
実は、野菜作りやガーデニングの日記をつけています
週末の土日にしか庭仕事はできませんが、その毎週の作業内容を数年間、綴りました。
- 何月何日に何をした。
- 気温や湿度、天気。
- どこで何を買って、何をした。
これらの情報から、わかったことでした。
結論は、雑誌や本に書いてある通りではダメで。
自分の庭にあったやり方を探すしかないと。
レイズドベッド(畔板)に変えたきっかけ
転機はとても単純でした。
雑草取りで腰を痛めたこと。
しゃがんで作業するのが辛くなり、「もう少し楽な方法はないか」と調べて出てきたのがレイズドベッドでした。
最初は半信半疑でしたが、「ダメなら元に戻せばいい」と思い、思い切って導入しました。
もともと、水はけが悪く、雨が降ると、暫くは湿った庭、土でした。
家の庭は南向きで、南側に建物はなく、日当たりは良すぎるくらいでした。
これらの環境にもレイズドベット(畔板)が合う可能性がありました。

まずは土を掘り返し、外に出す。
レイズドベットとは?(ちょっと解説)
「レイズドベット」とは総称で地面から立ち上げる花壇、柵の意味で使われています。
またレイズドベットの作る方法は幾つもあります。
その素材や形、組み立て方法などは人それぞれですが。
私がレイズドベットで使用する素材は、米作りの田んぼで使用する畔板(あぜいた)です。
この畔板のサイズは横120㎝×高さ40cm、厚み1㎝程度。(高さは色々あります。30㎝、50㎝など)
私は40㎝のものを使っています。
一つの畔板(あぜいた)の価格は、約数百円(税別、送料別)。
これを4つ購入すると正方形(四角)のレイズドベットが出来ます。
組み立て方、材料は別途、書きます。
※立派なレイズドベット専用のキットがあります。1万円前後ですが。私のレイズドベットは、通販サイトで畔板を購入して組み立てる方法です
四角のレイズドベットは、畔板が4枚があれば1セットが完成です。

四角形のレイズドベットが完成です。
地植えとレイズドベッド(畔板)の決定的な違い
ところで、地植えとレイズドベットで(畔板)の一番の違いはここです。
土を自分でコントロールできるかどうか。
地植えは「その土地の土任せ」。
レイズドベッドは「自分で作った理想の土だけ」。
この差が、結果に直結しました。
実際に感じたレイズドベッド(畔板)のメリット
実感ベースで言うと、こう変わりました。
- 雑草がほぼゼロ
- 土を定期的に入れ替えが可能
- 囲いがあるだけで、侵入率が激減。
- 水はけが良い
- 雨の後でも根腐れしにくい。
- 虫・ナメクジが激減
物理的に土の面が上にあるだけで、かなり違います。
- 腰が圧倒的に楽
- 立ったまま作業できるのは本当に大きい。
- 野菜作りの成功率が安定
- 雑草も激減で管理が簡単
- 土の全取り換えが可能
- 連作障害の心配もない
野菜の苗を植えれば、だいたい育つようになりました。
湘南に移住して、野菜作りを始めて、5年目くらいでようやく十分な収穫が得られました。
最初は、ミニトマトでしたがその収穫量は驚きの数量でした。詳しくは後ほど。
レイズドベッドはこんな人に向いている
特におすすめなのは、
- 何度やっても失敗する人
- 土壌に自信がない人
- 腰や膝がつらい人
- 雑草と戦いたくない人
- 収穫を「楽しみたい」人
- とにかく楽をして野菜を収穫したい
逆に、ガチ農業したい人以外は、地植えよりレイズド(畔板)の方が楽で成功率が高いです。
庭のちょっとしたスペースで簡単に野菜を大量に収穫ができる方法だからです。

防虫ネットを被せたレイズドベットです(ナバナ、水菜を収穫した後、1月頃の様子)
これから始める人におすすめの作り方・アイテム
初心者なら、まずは、これれだけで十分です。
レイズドベッド(畔板)枠を4つ。市販キットか、防腐木材で自作することができます。
組み立てに必要な道具としては支柱、結束バンド、穴あけ用具は100均で購入が可能です。
レイズドベットの土の中身としては
1)培養土+堆肥; 最初はブレンド済みが楽。元の庭の土でも良いです。
2)肥料や草木; 苦土石灰は購入が必要です。草木はミミズや微生物のためです
他に防虫ネットは夏場の野菜作りにあると良い。最初に張ると成功率が一気に上がります。
以上で、完璧です。
これらでプロ並みに野菜を作ることができます。
ちなみに、レイズドベットは普通のホームセンター、園芸店で売っています。(参考にケーヨーデイツー、コメリ、コーナン、島忠、等)
もちろん、楽天やアマゾン、ヤフーの通販でも購入が可能です。
レイズドベットの1枚は重たく運搬が大変なので、通販で購入しました。個人宅に配達が可能なサイトがお勧めです。
レイズドベット(畔板)の収穫の目安、参考
レイズドベッド(畔板)の枠のサイズは横120㎝×高さ40cm、厚み1㎝程度。
これを4つ購入すると正方形(四角)のレイズドベットが出来ます。
四隅に支柱を建て、穴を開けて、結束バンドで縛るだけです。
1つのレイズドベット(畔板)の四角の面積は約1.44平米、約0.4坪程、およそ、畳1枚弱程度です。
この1つのレイズドベット(畔板)の四角で
例えば、ひと夏で、ミニトマトが9本、1本で30個、計270個くらい。冬から春にかけて そら豆が15本。1つの苗から5、6房。合計で100房。
他には、夏には、ナスやピーマン、オクラ、とうがらし、ズッキーニ、さつまいも、さといも。
秋から冬には、大根や水菜、ルッコラ、チンゲン菜、にんじん、カブ。(防虫ネットは必須です)
冬から春にかけて、絹さや(スナップエンドウ)、そら豆、にんにく、ニラなどが収穫できました。(防虫ネットは必須です)
私の庭には、このレイズドベット(畔板)の四角が10セット程あります。

我が家の庭はレイズドベットが10セットあります。
これらのレイズドベットの年間スケジュール。四季のサイクルや回し方はいずれは書きます。
連作障害を避けるため、ぐるぐる回転しながら最適なプランがありますので。(場所は、神奈川県の湘南エリア前提ですが)


今日のブログのまとめ
野菜作りが難しいのではなく、「最初の環境設定を間違えていただけ」だった。
レイズドベッドにしてから、野菜作りは「苦行」ではなく「癒し」になりました。
「雑草地獄」から抜け出すにもレイズドベットはベストな方法でした。
これから始める人ほど、最初からレイズドベッドにした方が、絶対に挫折しません。
ぜひお勧めします。
おすすめアイテム
私の方法は、レイズドベッド(畔板)を自分で組み立てる(格安です)1時間もあれば格安で完成します。オススメです!
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