こんにちは、ジョウです。
家を買おうと思ったとき、何に一番困るでしょうか。
「住宅ローンを組めるか」
「金利が高くなったらどうしよう」
「土地の価格が高い」
「家が狭い」
「どの建築会社を選べばいいのか分からない」
もちろん、これらも住宅購入では大きな問題です。
でも、実際に家を探してみると、もっと根本的な問題に気づきます。
それは、
「そもそも、自分が気に入る物件が見つからない」
ということです。
私自身、45歳で湘南に中古戸建てを購入しましたが、家探しで一番苦労したのは、まさにこれでした。
できれば、妥協して家を買いたくありませんでした。
10年間その家に住んできた今だからこそ思うのですが、住宅購入では「買える家を探す」よりも、
「自分が納得できる家を見つける」ことのほうが大切なのではないでしょうか。
家を探している人は、何に困っているのか?
家を探すとき、多くの人は最初に予算を考えます。
- 「住宅ローンはいくらまで借りられるのか」
- 「月々の返済額はいくらなら無理がないのか」
- 「頭金はいくら必要なのか」
そして次に、
- 「駅から徒歩何分」
- 「土地は何坪」
- 「建物は何㎡」
- 「築年数は何年以内」
など、条件を決めていきます。
これはもちろん必要なことです。
ただ、条件を細かく設定して検索していくと、別の問題が出てきます。
「条件に合う物件がない」
のです。
実際、アットホームが行ったマイホーム探しの調査では、
住宅探しで苦労した人のうち57.1%が「希望に合う物件がなかなか見つからなかった」と回答しています。
また、Webで物件探しをした人を対象にした調査でも、
「条件を妥協しないと、検索で物件がヒットしない」と回答した人が62.2%いました。
つまり、
「家を買いたいけれど、買える家がない」
というより、
「自分が納得できる家が見つからない」
ということに、多くの人が悩んでいるのだと思います。
私の場合も「お金」より「気に入る物件がない」ことが問題だった
私が湘南で家を探したのは45歳のときです。
東京から湘南へ移り住むことを考え、賃貸住宅に住みながら、かなり長い時間をかけて物件を探しました。
- 平日と休日では街の雰囲気が違います。
- 昼と夜でも違います。
- 夏になると観光客が増えます。
- 駅から近い場所がいいのか。
- 少し離れていても静かな場所がいいのか。
- 買い物は便利なのか。
- 道路は混雑するのか。
実際に暮らしてみないと分からないこともたくさんあります。
そんなことを考えながら、物件情報を見ていました。
そして、ある程度予算や条件が決まってくると、今度は別の問題が出てきます。
「条件に合う物件がない」
- 多少条件を変えれば物件は出てきます。
- 価格を上げれば見つかるかもしれません。
- 土地を狭くすれば見つかるかもしれません。
- 駅から遠くすれば見つかるかもしれません。
- 築年数を妥協すれば見つかるかもしれません。
でも、私はそこで簡単に妥協したくありませんでした。
「買える家」と「買いたい家」は違う
家は、スーパーで買う日用品とは違います。
気に入らなければ買い直す、というわけにはいきません。
もちろん将来的に売却することはできます。
しかし、購入費用だけではなく、
仲介手数料、登記費用、住宅ローンの諸費用、引っ越し費用、リフォーム費用など、購入にはさまざまな費用がかかります。
だからこそ、
「予算内だから買う」
だけではなく、
「ここで暮らしたいと思えるか」
を大切にしたほうがいいと思っています。
特に中古戸建ての場合、同じ価格帯でも、
立地、土地の形、庭、日当たり、道路付け、近隣環境、建物の状態などが一軒一軒違います。
100点満点の家を探す必要はありません。
でも、
「ここなら10年、20年と暮らせそうだ」
と思える物件を見つけることが重要です。
湘南の藤沢、辻堂の住宅、戸建ての相場は?年収や年齢で幾らまで購入可能?という記事を書きました。
条件を妥協すると、物件は見つかりやすくなる
もちろん、すべての条件を満たす家を探していたら、いつまで経っても見つからない可能性があります。
そこで大切になるのが、
「絶対に譲れない条件」と「妥協できる条件」を分けることです。
例えば、
駅から徒歩10分以内は絶対条件。
でも、築年数は20年でもいい。
あるいは、
庭は欲しい。
でも、建物の広さは多少狭くてもいい。
逆に、
駅からの距離は妥協できる。
その代わり、静かな環境と土地の広さは譲れない。
このように整理していくと、物件探しはかなり楽になります。
実際、一戸建て購入者を対象にしたアットホームの調査でも、
購入時に妥協したポイントとして、駅からの近さ、周辺施設、眺望、リビングの広さなど、さまざまな項目が挙げられています。
問題は、条件を整理しても、それでも「物件そのものが少ない」場合です。
インターネットで探しても見つからないなら、探す場所を増やす
希望する物件が見つからないなら、探す入口を増やしてみませんか?
不動産ポータルサイトを見ても、なかなか希望に合う物件が見つからない。
そんなときは、一般公開されている物件だけでなく、非公開物件の情報も含めて探してみる方法があります。
私なら、家を買うことを急ぐのではなく、
まずは「どんな物件が出てくるのか」を知るために、無料の情報サービスを利用してみます。
つまり、「買うために登録する」のではなく、
まず自分の条件でどんな物件が出てくるのか確認するために使います。
今はスマートフォンで簡単に不動産情報を検索できます。
希望する地域を入力して、
- 「中古戸建て」
- 「土地」
- 「価格」
- 「駅徒歩」
などを設定すれば、条件に合った物件が一覧で表示されます。
とても便利です。
私自身も、当時こうした情報を見ながら物件を探していました。
ただ、ここで一つ考えておきたいことがあります。
「インターネットで見つからない=その地域に物件がない」
とは限らないということです。
不動産会社が扱っている情報には、
一般の不動産ポータルサイトなどに掲載されているものだけでなく、
広告掲載前の物件や、売主の事情などから広く広告を出していない物件もあります。
もちろん、「非公開物件なら必ず掘り出し物が見つかる」という話ではありません。
ここは注意したいところです。
非公開だから安い。
非公開だから優良物件。
というわけではありません。
ただ、
「一般公開されている物件だけを探している」
状態から、
「一般公開されていない物件も含めて探してみる」
状態に変えることには意味があります。
私がおすすめしたいのが「非公開物件情報サービス」
そこで、家や土地を探している人に私がおすすめしたいのが、
これは、
「今すぐ家を買わなければいけない人」
だけが使うものではありません。
むしろ、
「良い物件があれば買いたい」
「湘南で中古戸建てを探している」
「土地から探している」
「今のところ希望条件に合う物件が見つからない」
という人に向いています。
利用することで、一般の不動産ポータルサイトだけではなく、別のルートから物件情報を探すきっかけになります。
特に私のように、
「多少妥協して買うくらいなら、もう少し探したい」
と考えている人には、一度利用してみる価値があると思います。
無料なら「物件探しの入口」として使ってみる
私がこのようなサービスをおすすめする理由は、無料で利用できるものなら、物件探しの選択肢を増やせるからです。
- 家を購入するとき、最初から一つの方法に絞る必要はありません。
- 不動産ポータルサイトを見る。
- 地元の不動産会社に相談する。
- 希望する地域を実際に歩いてみる。
- チラシや広告を見る。
そして、非公開物件情報サービスも利用してみる。
いくつかの方法を並行して使ったほうが、自分に合った物件を見つけられる可能性は高くなります。
土地探しでも、インターネットだけでなく、ハウスメーカーや地域の不動産会社など複数の手段を併用して探す人が多いことが調査から分かっています。
「早く買う」より「納得して買う」
住宅購入では、
「良い物件はすぐ売れてしまう」
「他の人に取られる前に決めたほうがいい」
と言われることがあります。
確かに、人気のある物件は早く売れてしまうことがあります。
でも、それを理由に焦って購入する必要はないと思います。
特に中古戸建ては、一軒一軒条件が違います。
- 土地の形。
- 周辺環境。
- 道路。
- 日当たり。
- 庭。
- 建物の状態。
- 近隣の雰囲気。
こうしたものは、後から簡単に変更できません。
だから私は、
「早く買うこと」
より、
「自分が納得できる物件を見つけること」
のほうが大切だと思っています。
45歳で買った湘南の家に、私は10年間住んでいる
私が45歳で購入した湘南の中古戸建ては、決して完璧な家ではありませんでした。
築20年でしたし、購入後には耐震補強やリフォームもしました。
10年間住んでみれば、
「ここはこうしておけばよかった」
と思うところもあります。
それでも、
「この家を買ってよかった」
と思っています。
なぜなら、購入前に時間をかけて探し、
「ここなら暮らしていける」
と思える家を選んだからです。
10年経った今、振り返ってみると、
あのとき「もう少し安いから」「駅に近いから」といった理由だけで妥協していたら、
今と同じように満足していたかは分かりません。
家探しで迷っているなら、まず「物件を増やす」ことから
妥協して買う前に、もう一度探してみる
私が45歳で湘南の家を探していたとき、一番困ったのは「買える家がない」ことではありませんでした。
「自分が気に入る家が見つからない」ことでした。
だからこそ、もし今、
「希望する条件の物件が見つからない」
「良い中古戸建てがなかなか出てこない」
「土地から探しているけれど、気に入る場所がない」
と悩んでいるなら、今見ている情報だけで判断するのではなく、
探す入口を増やしてみることをおすすめします。
非公開物件だから、必ず良い物件が見つかるわけではありません。
それでも、まだ市場に出ていない物件や一般公開されていない情報まで含めて探せるのであれば
選択肢を増やす意味はあります。
「妥協して買う」のではなく、
「納得できる物件が見つかるまで探す」。
家を探していると、
「予算が足りない」
「希望する土地がない」
「条件に合う中古戸建てがない」
と悩んでしまいます。
でも、その前に一度、
「そもそも、自分が見ている物件情報は十分なのか?」
と考えてみてもいいと思います。
一般公開されている情報だけを見て、
「この地域には、希望する家はない」
と判断するのは少し早いかもしれません。
不動産ポータルサイト。
地元の不動産会社。
ハウスメーカー。
そして、無料の非公開物件情報サービス。
できるだけ多くの入口から情報を集めて、その中から自分が納得できる物件を探す。
これが、私が45歳で湘南の中古戸建てを購入して、10年間暮らしてきたからこそ思う、後悔しないための家探しです。
「妥協して買う」のではなく、
「探し方を増やして、納得できる家を探す」。
家や土地を探している人には、ぜひこの考え方をおすすめしたいと思います。

