湘南の中古戸建てに10年住んで分かった「広い庭」のメリットと後悔

湘南の中古戸建てに10年住んで分かった「広い庭」のメリットと後悔 中古住宅をリノベ
湘南の中古戸建てに10年住んで分かった「広い庭」のメリットと後悔
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こんにちは、ジョウです。

湘南で中古戸建てを購入して、10年が経ちました。

45歳のときに家を購入した当時、私が土地を選ぶうえで重視したことの一つが「庭の広さ」でした。

せっかく湘南で暮らすなら、ある程度の広さがある土地がいい。

家だけでなく、外にもゆったりとした空間が欲しい。

そう思って、庭のある中古戸建てを選びました。

実際に10年間暮らしてみると、広い庭には想像以上に良いところがありました。

一方で、「広ければ広いほどいい」というわけでもないことも分かりました。

特に55歳になった今は、庭に対する考え方が少し変わっています。

庭をなくしたいわけではありません。

むしろ、これからも庭で果物や野菜を育てたり、季節の変化を楽しんだりしたい。

ただ、草むしりや庭木の管理に追われる庭ではなく、もっと気軽に楽しめる「ローメンテナンスな庭」にしたいと思うようになりました。

今回は、湘南の中古戸建てに10年住んで分かった、広い庭のメリットと大変だったことを、実体験からまとめてみます。

「広い庭=最高」ではなかった

家を購入するとき、広い庭には夢があります。

芝生を植えて、テーブルを置いて、休日には外で食事をする。

木を植えて、花を咲かせて、家庭菜園もする。

子どもがいれば遊ぶ場所にもできます。

私も購入当時は、そんなことを考えていました。

そして実際、庭がある暮らしは楽しいです。

家の中から外を見ると緑がある。

季節によって花が咲き、果物が実る。

野菜を育てれば、スーパーで買うのとは違う楽しみがあります。

「庭がある家を買って良かった」と思うことは、今でもたくさんあります。

ただ、10年暮らしてみて分かったことがあります。

それは、

「庭は広ければ広いほどいい」

というものではなかったということです。

庭が広くなれば、その分だけ管理する場所も増えます。

雑草も生えます。

庭木も大きくなります。

落ち葉も増えます。

剪定もしなければなりません。

最初は「広い庭っていいな」と思っていたのに、数年経つと「この庭、どうやって管理しよう」と考えるようになりました。

これは実際に暮らしてみないと分からなかったことです。

広い土地を選んだ理由

私が45歳で湘南の中古戸建てを購入したとき、土地の広さは大きな魅力でした。

都会の住宅地では、庭らしい庭を持つことはなかなか難しい。

せっかく湘南で暮らすなら、家の中だけではなく、外にも余裕が欲しい。

そんな気持ちがありました。

中古戸建てだったこともあり、新築住宅のように建物そのものが完璧に新しいわけではありません。

その代わり、土地や庭を含めた「家全体の空間」を楽しめることに魅力を感じました。

購入したときは、

「この庭をどう使おうか」

と考えるのが楽しかったのを覚えています。

庭木を植えたり、野菜を育てたり。

自分で少しずつ庭を変えていく。

それも中古戸建てを購入する楽しさの一つだったと思います。

購入当時は「広い庭があって良かった」と思っていた

家を購入したばかりの頃は、庭の管理がこれほど大変になるとは考えていませんでした。

もちろん、草むしりくらいは必要だと思っていました。

でも、実際には庭は放っておけば自然に成長していきます。

植えた木も大きくなります。

最初は小さかった植物が、数年後にはかなりの大きさになる。

そして雑草も同じです。

春になると芽が出て、夏になると一気に成長します。

「少しくらいなら大丈夫」と思っていると、いつの間にか庭全体が草だらけになる。

広い庭だからこそ、一度手を抜くと元に戻すのが大変です。

それでも、庭そのものを嫌いになったわけではありません。

むしろ、庭と付き合ってきた10年間で、「庭の楽しみ方」が少しずつ変わってきたのだと思います。

10年間住んで分かった「広い庭」の良かったこと

まず、一番良かったのは、やはり庭があることです。

家の中だけで生活しているのとは違い、季節を身近に感じることができます。

春になれば新芽が出る。

夏になると植物が一気に成長する。

秋には実がなったり、葉が色づいたりする。

冬になると植物の成長が止まり、庭の雰囲気も変わります。

湘南は比較的温暖なので、庭で楽しめる植物も多いと思います。

そして、庭が広いからこそできることもあります。

家庭菜園です。

スーパーで買えば数百円の野菜でも、自分で育てると収穫までの過程そのものが楽しい。

「今日はこれだけ採れた」

という小さな喜びがあります。

果樹も同じです。

植えてすぐに収穫できるわけではありません。

何年もかけて木が成長して、ようやく実がなる。

その時間を楽しめるのが、庭の面白さだと思います。

一番困ったのは「庭の管理」

一方で、広い庭の一番の問題は、やはり管理です。

特に大変なのが雑草です。

庭が狭ければ、まだ何とか手入れできます。

しかし、面積が広くなるほど、単純に作業量が増えます。

しかも雑草は、一度抜いたら終わりではありません。

また生えてきます。

春から夏にかけては成長も早く、気が付けば庭のあちこちから顔を出しています。

私の庭でも、チガヤ、ヤブガラシ、ドクダミ、カタバミ、ノビルなど、いろいろな雑草と付き合ってきました。

「どうすれば雑草をなくせるのか」

と考えていた時期もあります。

でも、10年間庭と付き合ってきて、少し考え方が変わりました。

雑草を完全になくそうとするのではなく、

「雑草が増えにくく、管理しやすい庭にする」

ほうが現実的なのではないかと思うようになったのです。

庭木も「植えたら終わり」ではなかった

庭木についても同じです。

購入した当時は、小さな木を見て、

「これが大きくなったら、きっといい庭になるだろう」

と思っていました。

ところが、木は本当に大きくなります。

枝が伸びれば剪定が必要になります。

葉が増えれば落ち葉も増えます。

場合によっては、隣家への影響も考えなければなりません。

庭木を植えるときは、「今の大きさ」だけを見るのではなく、

「10年後、20年後にどれくらい大きくなるのか」

まで考えておくべきだったと思います。

これは、これから庭をつくる人にはぜひ伝えたいことです。

維持費も意外とかかる

庭には、家とは別の維持費もかかります。

肥料や土、支柱、プランター、剪定道具など、細かいものを含めればいろいろあります。

自分でできることは自分でやっているので、業者にすべてお願いしているわけではありません。

それでも、庭を維持するには多少のお金が必要です。

ただ、私はこの費用を「無駄な出費」とは思っていません。

庭で野菜を育てたり、果物を収穫したり、季節の花を楽しんだり。

そう考えると、庭は単なる維持費のかかるスペースではなく、「暮らしを楽しむ場所」でもあるからです。

55歳になって、庭に対する考え方が変わった

そして今、私は55歳になりました。

45歳で家を購入して、10年。

これから先、さらに10年、20年とこの家で暮らしていくことを考えるようになりました。

そこで考えるようになったのが、

「この庭を、これからも無理なく維持できるだろうか」

ということです。

若い頃なら、休日に一日かけて草むしりをすることもできます。

庭木の剪定をすることもできます。

でも、これから年齢を重ねていけば、今と同じようにはいかなくなるでしょう。

だからといって、庭を全部なくしてしまうのも違う。

コンクリートで固めてしまうのも違う。

私が目指したいのは、その中間です。

「庭を楽しみながら、管理の負担を減らす」

そんな庭です。

これからは「ローメンテナンスな庭」にしたい

最近は、庭をできるだけローメンテナンスにしていきたいと思っています。

何もしなくてもいい庭ではありません。

必要な手入れはする。

でも、毎週のように草むしりに追われるような庭にはしない。

庭木も増やしすぎない。

成長しすぎる植物は、植える場所を考える。

雑草が増えにくいように、植物を植える場所と管理する場所を整理する。

そして、自分が楽しめる場所には、きちんと手をかける。

そんな庭に少しずつ変えていきたいと思っています。

これは「広い庭を買ったことを後悔している」という話ではありません。

むしろ逆です。

広い庭があったからこそ、10年間いろいろなことを試すことができました。

失敗もしました。

雑草にも悩まされました。

庭木の管理にも苦労しました。

でも、その経験があったからこそ、

「自分にとってちょうどいい庭とは何なのか」

が少しずつ分かってきたのだと思います。

庭があるなら、果物や野菜を育ててみてほしい

もしこれから中古戸建てを購入して、庭のある暮らしを考えているなら、私は果物や野菜を育てることをおすすめします。

庭の楽しみは、きれいな花を見ることだけではありません。

「食べられる庭」には、また違った面白さがあります。

ミニトマトでもいい。

ピーマンでもいい。

ハーブでもいい。

果樹なら、最初は小さな苗木でも構いません。

自分で植えた木が何年もかけて成長して、ある日、実をつける。

その実を収穫して食べる。

これは、スーパーで果物を買うのとは全く違う楽しさがあります。

庭があるからこそできる、小さな贅沢です。

そして、この楽しみは年齢を重ねても続けられます。

むしろ、仕事をリタイアした後のほうが、庭で過ごす時間は増えるかもしれません。

だから私は、庭を「管理しなければならない場所」だけにはしたくありません。

「暮らしを楽しむ場所」にしたいと思っています。

広い庭は、後悔ではなく「付き合い方」の問題だった

湘南の中古戸建てに10年間住んでみて、広い庭にはメリットもデメリットもあることが分かりました。

広いからこそ、家庭菜園ができる。

果樹を育てられる。

季節を感じられる。

家の外にも自分だけの楽しめる空間を持つことができる。

一方で、広いからこそ、雑草も増える。

庭木も成長する。

管理する手間も増える。

維持するためのお金もかかります。

だから、これから中古戸建てを購入する人に伝えたいのは、

「広い庭がいいですよ」

でも、

「広い庭はやめたほうがいいですよ」

でもありません。

大切なのは、

「その庭を、10年後、20年後も自分たちが楽しめるか」

だと思います。

私は55歳になった今、広い庭を少しずつ「管理する庭」から「楽しむ庭」に変えていきたいと思っています。

雑草を完全になくすのではなく、雑草に追われない。

庭木を全部なくすのではなく、管理できる量にする。

そして、空いた場所では野菜や果物を育てる。

そんなローメンテナンスな庭です。

45歳で湘南の家を買ったときには、10年後にこんなことを考えるとは思っていませんでした。

でも、10年間庭と付き合ってきたからこそ分かったことがあります。

庭は、最初に完成させるものではありません。

暮らしながら、自分たちの年齢や生活に合わせて、少しずつ変えていけばいい。

それが、10年間庭と付き合ってきた私の現在の結論です。

そしてこれからは、草むしりに追われる時間を少し減らして、その分、果物や野菜を育てる時間を増やしていきたい。

「庭を持つ」ということは、手間を引き受けることでもあります。

でも、その手間以上に楽しめるものがある。

だから私は、これからも庭のある暮らしを楽しんでいきたいと思っています。